2019/06/13
OUR FAVORITES: FONTANA MILANO 1915 #2
最高級の素材を使い、すべてハンドメイドという贅沢なレザーグッズブランド<フォンタナ ミラノ 1915>。本物を知るエグゼクティブの方やファッショニスタの方も愛用している、日本ではバーニーズ ニューヨークのエクスクルーシヴブランドです。本拠地ミラノで買付けを行うウィメンズバイヤー 福原菜津子と、メンズバイヤー 倉科良樹が、2019年秋冬シーズンおすすめのバッグとアクセサリーをご紹介します。
ーこれまで日本で<フォンタナ ミラノ 1915>のご紹介を続けてきたバーニーズ ニューヨークですが、日本をはじめ、世界ではどんなお客様に支持されているのでしょうか? 倉科 現地イタリアのお客様には、ロゴの入り方が控えめで、品格を感じさせるのに、一見どのブランドのバッグかわからないのがいい、と言われます。いいものを知り尽くした方や、いろいろなブランドバッグを持ち尽くした方に支持されているようです。ミラノ市長など上流階級の方や、ファッションに精通したセレブリティの方々も愛用中です。ほかにもミラノの「ジオ・モレッティ」など、感度の高いショップでも取り扱われています。
福原 "BAG IS OVER!"というセンセーショナルなキャンペーンを打ち出したことがありました。直訳するとバッグはもう終わった、という意味ですが、そこには、ステレオタイプやクリシェとしてのバッグは不要、<フォンタナ ミラノ 1915>は単にトレンドを追ったアクセサリーとしてのバッグではなく、オブジェに等しい価値のある本物のバッグを作っているという自負が込められていました。何世代にもわたり長く使って欲しいという思いから、ブランドではパーマネントリペアリングも請け負っています。日本ではそういった価値観に共感してくださるお客様が多いですね。
ー2019年秋冬シーズンの新作およびおすすめアイテムを教えてください。 福原 <フォンタナ ミラノ 1915>には6つのアイコニックモデルがあります。その6つとは "A" ・ "TUM TUM" ・ "CHELSEA" ・ "MIMOSA" ・ "WIGHT" ・ "BUSY DAY"。そのモデルをアップデートした新作がおすすめです。

ポニーとナッパのパッチワークで構成された"A"のほか、秋のスペシャルなイベントに向けて"CHELSEA"はゼブラ柄のポニー、"TUM TUM"にはレオパード柄のポニーなど、アニマル柄やユニークな柄を揃えています。加えて今シーズン、ポシェットタイプの"LUCKY"が初登場します。シンプルなデザインですが、幸運の象徴ともいわれる蹄鉄モチーフがポイント。価格も10万円台後半と他モデルに比べてトライしやすいと思います。また、"MIMOSA"をはじめいくつかのモデルのクロージャーに使用されているロゴは、イタリアを代表する彫刻家、ジオ・ポモドーロ氏が1981年にデザインしたものなので、モダンに持っていただけそうです。
倉科 メンズは同じくアイコンの"A"を軽量化したアイテムを展開します。横幅を数センチ削り、ライニングも工夫して軽量化を実現しながら佇まいはそのままに、という絶妙なバランスで仕上げました。また、ビジネスにも使える新型のバックパックもおすすめです。レザーのシボが美しく、カジュアル過ぎず上品に持てますよ。アクセサリーでは、こちらも秋にスペシャルなアイテムを考えています。
ー最後にお客様へメッセージをお願いします。 福原・倉科 <フォンタナ ミラノ 1915>のバッグは、実際に見て触っていただけるとそのよさがわかるので、ぜひ店頭でご覧ください。1人でも多くのお客様にその魅力を知っていただけたらと思っています。
OUR FAVORITES: FONTANA MILANO 1915 #1の記事はこちらからご覧ください>>>
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STAFF'S PROFILE
ウィメンズレザーグッズチーム バイヤー
福原菜津子
2003年バーニーズ ジャパン入社。新宿店にて4年間販売を経験し、バイヤーの道へ。ウィメンズウェアバイヤーを経て2015年より現職。自分らしさをプラスする重要なスパイスであるバッグやシューズはいつも一目惚れ買いが多い。

STAFF'S PROFILE
メンズレザーグッズチーム バイヤー
倉科良樹
2007年バーニーズ ジャパン入社。メンズファニシング、メンズシューズのアシスタントバイヤーを経て、2014年9月よりバイヤーに就任。クラシックカーや時計など歴史の感じられるものを愛し、その人柄がにじみ出たバイイングにファンも多い。