FOOD

2014/11/06

RESTAURANT: SALONE2007

横浜随一の人気イタリア料理店が横浜店B1に移転オープン

RESTAURANT: SALONE2007 横浜随一の人気イタリア料理店が横浜店B1に移転オープン

食欲の秋にぴったりな、とびきり美味しいニュースをお届けしよう。来たる11月25日(火)、バーニーズ ニューヨーク横浜店B1に、横浜中のグルメたちを魅了してきたレストラン「SALONE2007」が移転オープンする。イタリア料理の"トラディショナーレ"と"レッジョナーレ"を気鋭のシェフの技術と感性で再構築した月替わりのコース料理を、よりグレードアップした空間で楽しめるとあって、話題を集めるのは必至。新たな横浜の名所となることは間違いない。
text by Rie Karasawa

横浜でこの店名を知らない人がいたら、その人は美食に興味がないに違いない。今やその人気ぶりは、予約が半年先になることも多々あるほど。"予約が取れないレストラン"の称号を欲しいままにする、イタリア料理店「SALONE2007(サローネ ドゥエミッレセッテ)」だ。広尾「イル テアトリーノ ダ サローネ」、渋谷「ビオディナミコ」、「バカリ・ダ・ポルタ・ポルテーゼ」など、そうそうたる顔ぶれの人気店を擁する「サローネ」グループの旗艦店、かつ本店的存在として、2007年から横浜元町界隈で親しまれてきたレストラン。現在、その存在は不動のものとなっている。今回バーニーズ ニューヨーク横浜店B1へ移転するとあって、近隣のみならず、東京・横浜のグルメたちの話題をさらうことは疑う余地がなさそうだ。

店の核となるのは3つの要素。一つめは、イタリア料理の伝統="トラディショナーレ"と地域性="レッジョナーレ"を、若きシェフの技術と感性で再構築した"クチーナ・クレアティーヴァ"。いわゆる親しみやすいイタリアンを、ガストロノミー(美食)のレベルまで上げたクリエイティブな料理だ。緩急付けた全8皿のコースが月替わりで提供される。二つめはそれらの料理にバイザグラスで提案される、イタリア全土の自然派ワイン。時に新鮮に、時に懐かしく、食べる者の感情に訴えるマリアージュは、より料理の輪郭を浮き立たせてくれる。そして三つめは、総支配人・藤巻一臣氏のキャラクターを継承する居心地のよいサービス。高級レストランでありながら、誰もがリラックスした笑顔を見せるその親しみやすさは、スタッフが店のドアを開けて迎え入れてくれる瞬間から始まる。
そして、今回の移転オープンで、もうひとつの要素が加わろうとしている。それはロケーションだ。実はまだその全貌は分からない。今も、日々計画が変更され、手が加えられているというから、我々は楽しみに待つしかない。よりグレードアップした空間は、料理とワインとサービスを、さらに特別なものに変えてくれるだろう。
「バーニーズ ニューヨークという高感度な人々が集まる場所で、自分たちがどう受け入れられるのか、スタッフ全員が楽しみにしています。」と話すのは広報の畑礼子氏。グルマンたちが注目する食の殿堂と、最新のファッションが集まるバーニーズ ニューヨークの出合いは、革新的なライフスタイルが、ここ横浜で誕生することを意味している。まだ見ぬ化学反応を楽しみに、その日を待つとしたい。

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SALONE2007

横浜市中区山下町36-1 バーニーズ ニューヨーク横浜店B1
電話: 045-651-0113
営業時間: ランチ 12:00~13:00 L.O. ディナー 18:00~20:00 L.O.(22:30 CLOSE)