2020/05/21
MESSAGE FROM BARNEYS NEW YORK #3 "GIVE GOOD GIFT"
とっておきのギフト選びは バーニーズ ニューヨークへ
バーニーズ ニューヨークへ
バーニーズ ニューヨークがフランス人イラストレーター ジャン=フィリップ・デローム氏にオファーした3つ目のテーマは、"GIVE GOOD GIFT"。オープン以来、バーニーズ ニューヨークはとっておきのギフトを選ぶ場としても多くのお客様に愛されてきました。今回はこのイラストシリーズをフィーチャーしたウィンドウディスプレイとあわせてご紹介いたします。 text: Tomoko Kawaguchi
贈り物選びはバーニーズ ニューヨークで!
バーニーズ ニューヨークでは、ホリデーシーズンはもちろんのこと、母の日・父の日からブライダル、誕生日や記念日までさまざまなシーンで、"GIVE GOOD GIFT"のメッセージをお届けしています。贈られる方だけでなく贈る方をも笑顔にする幅広い品揃えと洗練されたギフトパッケージも人気の秘訣です。
どんなシチュエーションでもギフトショッピングは楽しいもの。イラストの二人の女性が選んでいるのは、パートナーへのプレゼントや友人への結婚祝い、あるいは自分たちへのご褒美ギフトでしょうか? この作品は私たちにさまざまな想像をさせてくれます。デローム氏のイラストに描かれる人物は決まって個性豊かなファッショニスタたち。左の女性は2020年春夏シーズンの<メゾン マルジェラ>のドレスにバッグは<フォンタナ ミラノ 1915>をコーディネート、右の女性は<ステラ マッカートニー>のアイテムを組み合わせ、とびきりのセンスが光っています。

ウィンドウディスプレイもご紹介
バーニーズ ニューヨーク各店ではこれらのイラストを使ったウィンドウディスプレイも順次展開しています。ウィンドウ内で完成した作品の周りを囲むのはデローム氏から届いた12点のラフスケッチ。

そのモノクロの力強い線画に私たちは初めから目を奪われていました。ラフスケッチの重要性についてデローム氏はこう語ります。
「ラフスケッチは、最初にパッと浮かんだアイデアをまず形にしたもの。思いついたままをダイレクトに描いたものです。きれいに描こうとしたものではなく、そこには強い表現力とエネルギーが溢れています。最終的に完成する作品にもそれを失いたくはありません。ラフスケッチの気分と表現力をとどめたいと思っています」
バーニーズ ニューヨーク名物のウィンドウディスプレイは、今回そうしたラフスケッチや完成作品を軸に制作されています。また、まるで店内を歩き回り、イラストのスポットでショッピングを楽しんでいるかのような映像もお楽しみいただけます。イラストから、さらに趣向を凝らして展開されるデローム氏の世界をお楽しみください。
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PROFILE
画家/イラストレーター
JEAN-PHILIPPE DELHOMME
1959年フランス生まれ。多くの雑誌や広告でイラストを手がけ、東京をはじめ世界各地で個展を開催。最新作「ARTISTS' INSTAGRAMS: The Never Seen Instagrams of the Greatest Artists」(2019年)は、「現代アートの巨匠がインスタグラムを使ったら何を投稿したか」と想像した作品集(オルセー美術館のインスタグラムに毎週月曜投稿中)。
Photographer, Olivier Zahm