JEWELRY: MALCOLM BETTS マルコム・ベッツ氏が最新コレクションを語る | Designer Interview | WOMEN'S | BARNEYS NEW YORK

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JEWELRY: MALCOLM BETTS

マルコム・ベッツ氏が最新コレクションを語る

JEWELRY: MALCOLM BETTS

ロンドン出身のジュエリーデザイナー、マルコム・ベッツ氏。世界中のセレブリティたちを顧客に持ちながらも、現在もロンドン ノッティングヒルの工房で一つひとつ手づくりで、「世界に同じものが2つとない」ユニークピースとしてのジュエリーを生み出している。2019年3月、東京でのイベントのために来日した彼に、新作を見せてもらいながら、そこに込められたテクニックや想いについて話を伺った。

ーさっそくですが、最新コレクションをご紹介いただけますか? 今回、新しいダイヤモンドリングをデザインしました。クリーンなシンプルさが特徴のデザインで、繊細なカッティングをほどこしたダイヤモンドをプラチナの地金と組み合わせています。シンプルさゆえに毎日使っても飽きがこないので、長くご愛用いただけると嬉しいですね。また見た目の美しさだけでなく、着け心地にもこだわって一つひとつ丁寧に仕上げたので、ぜひ一度お手にとっていただければと思います。

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ーピンクゴールドの色も美しいですね。 このデザインはエンゲージメントリングだけでなく、マリッジリングとしてもお使いいただけるようにと考え、素材にピンクゴールドを用いました。ピンクゴールドはとても強いゴールドで、色合いが美しいだけでなくタフさも備えています。純度の高い22金なのでとても奥行きのある、かつやわらかな色合いが特徴です。実はプラチナとレッドゴールドを加えて強度を増しているので、気兼ねなく使っていただけるのではないでしょうか。

さらに、石のクオリティも非常に高い、選りすぐりのものを使用しています。カットの美しさが際立つだけでなく、カラーにもクラリティ(透明度)にもこだわりました。貴重なアンティークダイヤモンドを使用しているので、その素材を生かすために丁寧に手作業でカットしています。現代のブリリアンカットと違ったヴィクトリアンカットと呼ばれるスタイルに仕上げていますので、ファセットの違いも楽しんでいただきたいですね。

ー内側がゴールドで外側がプラチナといった異素材を組み合わせたリングも、あなたのシグネチャーデザインですが、この繊細なデザインは、実際にどうやって形にするのでしょうか? ゴールドとプラチナ、2つのリングを使います。コンセプトは「結婚」。「違う輝きを持つ二人が、一緒になること」という概念からインスピレーションを得たデザインでした。その表現として、プラチナとゴールドのリングをハンマーで叩いて一つのものとして接合しています。実際には、やわらかいゴールドを硬いプラチナの内側から繰り返し叩きつけることで一体化させるのです。そうして出来上がる一つのリングは、結婚した二人と同じように永遠につながっています。

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ーさらに今回は、カラーストーンの新作も目を惹きますね。 はい。よりカジュアルな記念日やそれぞれのファッションに合わせてお求めいただけるように、カラーストーンの新作もご用意しました。海外では、例えばお子さんが生まれた記念などにも、カラーストーンリングをお求めになるお客様がいらっしゃいます。エメラルドのシングルストーンリングや、あるいはルビーとエメラルドとダイヤモンドを合わせたものなど、何か特別な幸福感を感じさせるものをデザインしてみました。

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3月のイベントでも、エンゲージメントリングやマリッジリングをお求めいただいたご縁で周年記念リングも見に来たというお客様が多くいらっしゃいました。そうして年月を重ねたお付き合いをさせていただけることは、私にとって何よりも嬉しいことですね。

ー素敵なお話ですね。それにしても、手元に明るい色味を加えてくれるカラーストーンはとても魅力的です。 カラーストーンリングだけでお召しになっても素敵ですが、他のリングと重ね付けしていただいてもマッチするようにデザインしています。例えばブライダルであれば、個性の異なるお二人が、結婚して一つの家族になるという結婚のシンボルとなるようなデザインをイメージしたブライダルリングがあって、そこにさらに周年ごとに彩りを添えるカラーストーンリングで、いろいろなカラーコンビネーションを楽しんでいただけたらと思っています。

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ーよく見ると、セッティングにもバリエーションがありますね。 ええ、あらゆるデザインに合わせられるように豊富なバリエーションをご用意しました。どれもシンプルかつクリーンな印象で飽きがきませんし、すでにお持ちのリングと重ね付けしても主張しすぎないという点に心を砕いてデザインしました。

ーシンプルでクリーンなデザインながら、表面には本当に繊細なハンマリング仕上げによる優しげな表情がうかがえます。1本のリングを作るために、何度ハンマーで叩いたのか、想像もつきません。 そうでしょう(笑)。それはもう何百回も何百回も繰り返し叩きながら作っていくので、とても数えられません。それこそ地金を曲げて成型するところから、表面仕上げに至るまで、すべてハンマリングで行っていますので。

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ー特に手間のかかる難しい部分は、どんなところになるのでしょうか? 立て爪セッティングには、いつもとても気をつかいますし、時間もかかりますね。私がよく用いる別のスタイルとして、カップ状の台にダイヤモンドを伏せ込むベゼルセッティングというのがあるのですが、これは一つのパーツで石を包み込むデザインなので、構造上も丈夫で、日常使用にも向いています。それに比べて立て爪セッティングは、石の見える面積がより広くて美しいという利点がある一方で、4つの爪となるパーツをそれぞれ制作して接合するという緻密な作業が伴います。石が美しく見える角度を全方向から確認し、微調整を行うので、非常に集中力を要します。それぞれ違った趣きがあり、どちらも私にとってはお気に入りのスタイルではあるのですが。

ーマルコムさんがジュエリーデザインを考える際、どんなところからインスピレーションを得ているのでしょうか? まさに、そこら中からですよ(笑)。街中のビルからも、彫刻からも、美術館で観る絵画からも。さまざまな展覧会にも行きますし、旅も大きなインスピレーション源になっています。特に日本はいつも、新しい発想を与えてくれます。古い神社仏閣からカッティングエッジなデザインの建築物・ストリートカルチャー・ファッションまで、目にするあらゆるものがインスピレーションを与えてくれます。そして何より、店頭にいらしてくださるお客様との出会いが大きな喜びであり、次へと向かう力となっています。

ーありがとうございました。次の来日も、楽しみにしています。

Personal Appearance at Barneys New York: MALCOLM BETTS

<マルコム ベッツ>ウィメンズ・メンズジュエリー来店イベントのご案内

下記の日程で各店店頭にマルコム・ベッツ氏が来店、直接ジュエリーのご紹介をいたします。ダイヤモンドやカラーストーンをセットした一点物のリングやピアス・ネックレスをはじめとするウィメンズジュエリーのほか、メンズジュエリーもご用意いたします。

デザイナー マルコム・ベッツ氏

マルコム・ベッツ氏来店
9/14 SAT. 六本木店 1F
9/15 SUN. 新宿店 1F
9/16 MON.・9/21 SAT.・9/22 SUN. 銀座本店 1F
9/23 MON. 横浜店 1F
9/28 SAT. 神戸店 1F
9/29 SUN. 福岡店 1F
各日11:00 - 18:00

※オーダー品の代金はオーダーの際にいただいております。
※オーダー品のお渡し時期はアイテムによって異なります。詳しくは店頭スタッフまでおたずねください。
※一点物の商品もございます。詳しくはスタッフにおたずねください。
※来店スケジュール・イベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

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MALCOLM BETTS

PROFILE

<マルコム ベッツ>デザイナー

MALCOLM BETTS

1964年、ロンドン生まれ。ロンドンのロイヤル カレッジ オブ アートに進学し、アートヒストリーを専攻。ジュエリーの伝統的なマスターピース参考に、デザインや技術を研究。1994年に自身のブランドを立ち上げる。2001年には、ロンドンのノッティングヒルにスタジオを兼ねたショップをオープン。現在、世界中に多くの顧客を持つ。