INTERVIEW: YOKO YAMASHIRO | Designer Interview | WOMEN'S | BARNEYS NEW YORK

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INTERVIEW: YOKO YAMASHIRO

INTERVIEW: YOKO YAMASHIRO

世界中から集結した厳選のブライダルドレスが揃う、花嫁たちの憧れのセレクトショップ「ザ・トリート・ドレッシング」。いよいよ2013年10月11日(金)に「ザ・トリート・ドレッシング」の10番目のショップがバーニーズ ニューヨーク横浜店3Fに登場します。自らドレスのバイイングも手がけるプロデューサー、山城葉子さんに「ザ・トリート・ドレッシング」とバーニーズ ニューヨークとの取り組みの魅力や、世界で活躍する山城さんならではのファッションへのこだわりをインタビューしました。

 

―あらためて、「ザ・トリート・ドレッシング」とは?
「ザ・トリート・ドレッシング」は、ニューヨーク、ロンドン、パリ、ミラノ、ローマ、バルセロナなど、世界中からセレクトされたもっとも旬なブランドのブライダルドレスを集めたセレクトショップです。どのブランドも日本ではまだあまり知られていませんが、ハイエンドで、現地では誰もが知っているようなブランドばかり。<リーム・アクラ>、<ジェニー・パッカム>など、日本では「ザ・トリート・ドレッシング」だけのブランドもあります。ほかのブランドも、日本では取り扱っているお店が数少ないブランドをいち早くセレクトしています。日本ではドレスブランドというと知名度の高いブランドは限られていますが、世界にはもっとたくさんの素敵なデザイナーがいます。そういったブランドをもっと紹介して、広めていきたいと思っています。

―THE TREAT DRESSING at BARNEYS NEW YORKはどのようなお店になる予定ですか?
本来の<ザ・トリート・ドレッシング>のセレクションだけではなく、<ザ・トリート・ドレッシング>ではおなじみのブランドの中からモードなデザインのドレスをバーニーズ ニューヨーク限定でバイイングをしています。例えば、肩にビジューをふんだんにあしらったシンプルなものや、すっきりとボリュームを抑えたデザイン、露出のある大胆なデザインなど。ニューヨークからは<ヴェラ・ウォン ブライド>、<マルケーザ>、<リーム・アクラ>、<モニーク・ルイリエ>、ロンドンからは最近ではキャサリン妃が着て話題の<ジェニー・パッカム>などが入る予定です。

―バーニーズ ニューヨークとの取り組みならではの魅力は?
ブライダルのコーディネートはブライダル用のアイテムの中で決めなければいけないということはなく、自由におしゃれを楽しんでもらいたいと私たちはいつもお客様にお話しています。アクセサリーやシューズなどで、花嫁さんご自身の個性を出したおしゃれを楽しんでもらいたいんです。バーニーズ ニューヨークと取り組んだ今回のお店ならそれが実現できます。最近ではレッド、ブルー、グリーンなど、靴に色を取り入れる方が増えてきていて、シューズもホワイトでなければいけないということはないんです。そういったリクエストも、ここでならすぐに叶えることができます。それって、すごく楽しいですよね。

―最近のブライダルスタイルの傾向を教えてください。
ワンシーズンくらい前まではボリュームがあって、刺繍をほどこしたデコラティブなデザインが主流でしたが、最近はシンプルに戻ってきていて、洗練されたミニマムなドレスが流行ってきているのではないかな、という気がします。最近はリゾートウエディング、ファミリーだけのカジュアルなウエディングなど、結婚式の形態も変わってきているので、軽くて動きやすくてどこかおしゃれ、といった感じのボリュームをおさえたドレスも人気です。

―ブライダルドレスの着こなしが美しく見えるポイントとは?
私も含め、世界のデザイナーたちも意見は共通していて、ドレスよりも主役は花嫁なので、デコラティブにするよりは、デコルテはシンプルに何も着けず、ヘッドにボリュームをもたせたり、花嫁の素の美しさを引き出すようなスタイルをおすすめしています。日本の花嫁は、色々着けないとさみしい、全部セットで着けたいという傾向がありますが、本当はアクセサリーもヘッドドレスも自由。私たちは足し算ではなく、引き算をしながらおしゃれを楽しみ、花嫁らしさを引き出すようなコーディネートのご提案をするようにしています。すべてが、その人の笑顔を一番綺麗に見せるための付属品なんです。

―山城さんが<ザ・トリート・ドレッシング>を立ち上げた経緯を教えてください。
私は東京でウエディングプランナーをしていたのですが、会社が全国にレストランやホテル、ドレスショップをもっていて、地方のドレスショップに初めて行った時にあまりにも東京と違うことを知りました。東京の花嫁さんだけでなく、日本全国の花嫁さんをもっと素敵にしたいと思い、ドレスショップを立ち上げることになりました。福岡から始めて、神戸、京都、名古屋と、東京のお店ができたのは一番最後です。また、ブライダルの世界にはすばらしいデザイナーが本当はたくさんいるのに、そういう目線でドレスをセレクトしているところもなく、ベール、シューズ、アクセサリーにもこだわりたいのに、そういうお店もなかなかなかった。そんな想いに応えるようなブライダルのセレクトショップが作りたいと思いました。それからは海外の雑誌をたくさん読んで、片っ端からアポイントを取り、世界一周チケットを買ってデザイナーさんに会いに何回も行きました。最初は博多の無名のお店から始めているので、何回も何回も通って、プレゼンして、私たちの想いを語って、取り扱いできるようになるまでに4年くらいかかったブランドもあります。最近では、ブランドの方から声をかけていただけるまでになり、8年経った今、自分が満足できるようなブランドが揃いました。それでも、世界中にはまだまだすばらしいデザイナー、新しいデザイナーはたくさんいます。「女性ごころをくすぐる世界をお届けする」というのが私のモットー。自分が見ていて、自分の心がくすぐられたり、お客様が心をくすぐられるのでは、というものを探し続けて、今も色々なところに出向いています。

―世界で活躍する山城さんならではのファッションへのこだわりを教えてください。
海外でのバイイングや交渉には、コミュニケーション能力ももちろん必要ですが、ファッションセンスを含め私のすべてが見られていると思うので、買い付けに行く時のコーディネートは手を抜きません。「日本だったらトリートのYokoに任せたい」と相手に思ってもらえるような、それなりにモードを意識しつつ、世界のビジネスで通用するファッションを心がけます。日本人は若く見られがちなので、大人っぽく見えるかどうかもポイント。出張先で活躍するのは、コンパクトになる薄手のシンプルなワードローブ。またバイイングは歩くので、足元はポインテッドトゥやレースアップなどのフラットシューズが必須です。そこにボリューミーでゴージャスな雰囲気のコートを着たり、アンティークのバッグを持ったりと、アレンジを加えるのが定番のスタイル。<ヨーコ チャン>の服はデザイナーさんとお友達なので、たくさん持っているのですが、どこに行っても褒められますね。普段も制服のように週3回は着ています。

―プライベートでもよくバーニーズ ニューヨークに行かれるそうですが?
<マリハ>のウェアとジュエリーは毎シーズンチェックしています。軽やかで、品があるけれど甘さもあって、色も可愛くて好きなんです。<アレキサンダー ワン>もお気に入りです。子供がいることもあり、オフはスポーティなファッションがほとんどなので、カジュアルなアイテムが充実しているのも魅力。メガネやサングラスもいつもバーニーズで買います。<ザ・トリート・ドレッシング>と同じビルに入っているバーニーズ ニューヨーク神戸店にはよく行きます。これからは横浜店にも通うことになりそうです!

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