INTERVIEW: MARINA CORTBAWI OF MERLETTE | Designer Interview | WOMEN'S | BARNEYS NEW YORK

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INTERVIEW:
MARINA CORTBAWI OF MERLETTE

INTERVIEW: MARINA CORTBAWI OF MERLETTE

デザイナー マリーナ・コートバゥイ(Marina Cortbawi)氏自身の豊かな旅の体験から生まれた<マーレット>は、自由に旅する人のためのコレクション。<マーレット>とは、フランスで家紋などに使われる空想上の鳥、休むことなく空を旅する鳥を表します。自分の価値観と好奇心に従って旅をする女性のために、夜も昼もエレガントさを失わずに着まわせる、そして、どんな気候でも着心地のよい上質な天然素材を使用したアイテムは、ブランドの本拠地であるニューヨークをはじめ世界の女性たちを魅了しています。コートバゥイ氏にクリエイションの源である旅や、ニューヨークでの生活について伺いました。

ー2016年にブランドがスタートして以来、ファンが増え続けています。ブランドをスタートしたきっかけを教えてください。
たぶん、すごく小さな頃からデザイナーになりたかったのだと思います。それは、素材への好奇心からはじまりました。若い頃からヴィンテージアイテムを収集しはじめ、それは趣味を超えた情熱でしたが、それが一体どこへ向かっていくものなのか自分でも分かっていませんでした。しかし、2年前にやっと自分のブランドをスタートし、実を結んだという感じです。

ーリゾートコレクションでローンチするというユニークなスタートを切り、そして現在でも夏やホリデーのバケーションシーズンに合わせてリリースされるコレクションに力を注いでいますが、その理由とは?
<マーレット>のアイテムは、すべて旅からインスパイアされ、旅を快適にするアイテムです。コンセプトとしてベースにあるのは、ラグジュアリーであること、クオリティが高く着心地がいい、そしてディテールにこだわったものであることです。上質なコットンといったナチュラルな素材にこだわっていることが、このブランドのアイデンティティの一部といえます。どんな気候でも着ていて気持ちがよく、着ている人が自由に素直に女性らしくなれる服を目指しています。

ーデザイナーになる前のお仕事やキャリアについて聞かせてください。
ブランドをスタートするまでの10年間は、第一線で活躍するさまざまなデザイナーのために働きました。それはデザインワークではなくビジネスサイドの仕事がメインでした。でも数年前に私自身のファッション業界でのキャリアも十分なものとなり、仕事でいろいろな旅をしているうちにコットンだけの旅のコレクションを作りたいという発想が浮かびました。そして、まずはイラストレーションを学び、次にパターンメイキングを習得し、自分のビジネスのスタートラインを切る準備を進めていったのです。

INTERVIEW: MARINA CORTBAWI OF MERLETTE

ー現在でも旅の多い生活をされていると思いますが、ご自身はバケーションでどんな着こなしをされていますか?また旅の必需品は?
旅支度はシンプルが信条。それは、バケーションの目的そのものが日常から自由になるということだと思うから。荷物を軽くすることで、もっと旅の中のたくさんの出会いや発見に集中して目を向けられたり、リラックスできるのではないかと考えています。旅のワードローブで私がいつも選ぶのは、まず主役に、1・2着のコットンのドレスを選びます(今のお気に入りは、最新コレクションの"アンダマン"ドレス!)。加えて、ビキニ・ラップブラウス・フラットサンダルとデニムのショーツ、そして効き目のあるスキンケアグッズがあれば十分!冬のバケーションならば(寒い場所へのバケーションはできるだけ避けています(笑)。私にとってのホリデーとは太陽の明るい光がマスト!)パンツと軽いニットを<マーレット>のドレスに重ね着するためにパッキングします。

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ーオーストラリア生まれ、ロンドン・パリを経由されて8年前にニューヨークに移住されたとのこと。ニューヨークはどんな街ですか?
ニューヨークに定住するつもりはなかったのですが、仕事のオファーがあり縁あってこの街に住むことになりました。住めば住むほど愛着のわく街だと思います。とても忙しい街で、常に何かが起こっているのがニューヨーク。個人的には住む場所として、リラックスできる街と呼ぶことはできませんが、ここには、他のどの場所にもないエネルギーがあります。人種のるつぼであることも刺激になるし、食文化もインターナショナル。そしてどこよりもカルチャー・イベントが充実しています。現在アッパーウエストに住んでいますが、メトロポリタンオペラ劇場は近所なので、気が向いたときに観劇に出かけることができます。ドレスアップをして歩いてオペラを見に行けるなんて、とてもスペシャルで非常にニューヨーク的だと思います。

ーニューヨークでは、どこへショッピングに行きますか?
<マーレット>のアトリエがあるブルックリンのダンボエリアにはヴィンテージアイテムの買物によく行きますし、ソーホーのブティックにも。アップタウンなら、やっぱりバーニーズ ニューヨークですね。特にシューズフロアとビューティセクションがお気に入りです。

ー仕事の場として刺激のあるニューヨークですが、お気に入りの旅の目的地を教えてください。
いろいろな国を旅しましたが、あえてお気に入りを挙げるなら、出身地であるオーストラリアと(遠くてあまり帰国できないのですが)、イタリアの海岸エリアです。

ー8月に店頭に並ぶ最新コレクションのテーマや特徴は?
エルズワース・ケリー氏というアーティストの植物のドローイングから、今シーズンのクリエイションは始まりました。グリーンは、エコロジカルな緑の島やビーチを思わせ、沢山のアイテムは、そんな島々の名前がついています。中には日本のビーチ"オクマ"やハワイの"ラナイ"と名付けたドレスもあります。シグネチャーであるオーバーサイズシルエットで、シャドーエンブロイダリーやハンドスモッキングなどのリッチなディテールをもったアイテムで構成しています。

INTERVIEW: MARINA CORTBAWI OF MERLETTE

ー日本の女性にどのように<マーレット>を着こなしてほしいですか?
インスタグラムなどで<マーレット>をタグ付けしてくれる日本の女性たちの写真を見ていると、ファッションに関して、挑戦することを恐れていないと感じます。多様なシルエットに挑み、ヴィンテージをミックスして着こなすことや、いろいろなブランドを果敢に組み合わせることも厭わない。そんな人たちに<マーレット>のファンになってもらってとても嬉しいし、どんな着こなしをしてくれるのか逆に楽しみでもあります。ファッションにはルールがありません!<マーレット>は、スタイリングしやすいアイテムが多く、オーバーサイズでふんわりとしたシルエットが多いので、積極的に重ね着を楽しんでほしいと思います。

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中箸充男

PROFILE

<マーレット>デザイナー

MARINA CORTBAWI

オーストラリア シドニーで生まれ育つ。その後、大学でジャーナリズムを学び、パリ・ロンドンでアパレル関係のショールームなどでキャリアを積み、仕事のオファーに従ってニューヨークへ。<オスカー デ ラ レンタ>、<キャロリーナ ヘレラ>などを経て、自身のヨーロッパ・アジア・中東などへの旅の経験から着想を得たブランド<マーレット>をスタート。現在<マーレット>は、世界の名だたるセレクトショップや百貨店での取扱いがあるブランドに急成長。
https://merlettenyc.com/