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INTERVIEW: CHAN LUU

INTERVIEW: CHAN LUU

ベトナム出身の女性デザイナー、チャン・ルーがロサンゼルスを拠点に展開するアクセサリーブランド<チャンルー>。世界中を旅して生まれるカルチャーミックスなデザインを得意とし、特にレザーとビーズを組み合わせたラップブレスは名立たるセレブリティがこぞって愛用しているアイテムとして有名です。今回は、2014年7月3日(木)〜6日(日)にバーニーズ ニューヨーク銀座店で開催されるトランクショーで販売する限定アイテムや新作についてデザイナー本人にお話を伺いました。

 

―デザインの源となるインスピレーションはどこから生まれてくるのでしょうか?
デザインのコンセプトは"Mixed Culture"。私が生み出すデザインのバックグラウンドには多様なカルチャーが存在しています。各国を旅して出合った民芸品やハンドクラフト、世界各地に伝わる古いものに強い興味をもっています。そこに息づく、古くから伝えられてきた技法や職人たちが誇るクラフツマンシップなどに新しいアイディアをミックスしてモダンに昇華させるのが私のスタイル。またハンドメイドという点も重要なポイント。私がさまざまなカルチャーや歴史、民芸品から得たインスピレーションを元に、熟練した職人たちが天然素材を使って一点ずつハンドメイドで製作しています。<チャンルー>のアクセサリーがパーソナルで温もりのあるデザインと言われる理由はそのあたりにあるのかもしれません。

―人気のラップブレスが生まれたきっかけを教えてください。
ラップブレスも旅先の出来事にインスパイアされて誕生したアイテムです。インドを訪れたとき、タクシーのドライバーが全身ホワイトのタキシードスーツ姿にぐるぐるとブレスレットを巻いている姿が印象的で、どこで購入したのかと質問したんです。購入したものではなく寺院でお祈りを捧げた際に与えられる"神様のお守り"のようなブレスレットだと聞いて、ラップブレスのアイディアを思いつきました。ハンドカットの天然石やカスタムメイドで染色したレザーなどを使用した、温かみのあるアイテムです。9年ほど前に生まれて以来、現在ではセレブリティをはじめ世界中に愛用者が広がっています。ぜひコーディネートのアクセントとして楽しんでいただきたいですね。

―今シーズンのテーマについてお聞かせください。
今シーズンはネイティブアメリカンにインスパイアされたコレクションを展開しています。大好きな画家の一人ジョージア・オキーフが晩年まで長らく住まいを構えていたニューメキシコ州のサンタフェを旅したことがきっかけ。そこでオキーフの美術館やネイティブアメリカンの居住地を訪れたのが今回のインスピレーションの源となりました。もともとネイティブアメリカンの工芸品が大好きで昔から買い集めてもいるんです。新作では、ネイティブアメリカンたちの工芸品や衣服に見られるカラフルな色使いや特徴的なモチーフをデザインに盛り込みました。

―7月に銀座店のトランクショーで発売されるバーニーズ ニューヨーク限定のアイテムについて教えてください。
今回は、バーニーズ ニューヨークのみでの取扱いとなる限定アイテム(XO=EXCLUSIVELY OURS)として新たなデザインのビーズブレスレットを製作しました。太いブレス、3連のラップブレス、シングルブレスの3タイプで、それぞれ3色ずつを揃えています。古きよき文化やクラフトにトレンドとモダンなテイストをミックスするのが<チャンルー>。XOアイテムでは、クラフト感あふれるハンドメイドのブレスレットをトレンドのカモフラージュ柄で仕上げました。カモフラージュ柄の定番であるグリーンから、メンズにぴったりのモノトーン、フェミニンなパープルまでを揃えています。またこのアイテムの売上の一部は、東日本大震災の被災地等でのボランティア活動を支援する赤い羽根中央共同募金のボラサポ2へ寄付します。被災地の復興が少しずつでも前に進むよう、心からお祈りしています。

―今シーズンはバーニーズ ニューヨーク限定のアイテムだけでなく、"エシカルファッションインターナショナル"ラインの新作も登場しますね。この取組みについてお聞かせください。
国連世界貿易センターとの協力によって実現した"エシカルファッションインターナショナル"ラインは発展途上国の職人の継続的な雇用をサポートするプロジェクトです。きっかけは2010年に起こったハイチ地震。現地を訪れ、被災地の職人たちに作ってもらったコレクションを販売しようとしていたところ、同じ時期にハイチ入りしていた国連のスタッフと話が進み、2013年から新しいラインとしてスタートすることにしました。ブランドの創業からサスティナブルな産業を発展させていくことを目指していたため、大きな反響と効果をとても嬉しく思っています。現在ではこのプロジェクトによってケニア国内で780名以上の雇用が実現しており、そのうちの90%が女性です。自分のデザインを通じて女性たちに雇用の機会が生まれ、ひいては彼女たちの立場が向上することが私の願い。このムーブメントをもっと拡げていきたいと思っています。

―日本のファンに向けてメッセージをお願いします。
日本には、ファッション性だけでなく<チャンルー>のバックグラウンドにあるスピリットや"エシカルファッションインターナショナル"、乳がん撲滅キャンペーンといった試みに強い関心をもってくださるファンの方が多いように感じています。これからも、デザインを通じて世界の人々に力を与えようとする試みを日本の方々により伝えていきたいと思っています。また、<チャンルー>のアイテムはどんなファッションスタイルにも合わせられるのが特徴。ご自身の着こなしに合わせて、コーディネートのポイントとしてアクセサリーを楽しんでください。

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