SPRING 2016 ARTISTS for BARNEYS COLLECTION "RISING STAR" | Designer Interview | WOMEN'S | BARNEYS NEW YORK

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SPRING 2016
ARTISTS for BARNEYS COLLECTION

バーニーズ ニューヨークが注目のアーティストの方々とコラボレートし、今までにないオリジナルコレクションをお届けするプロジェクト"ARTISTS for BARNEYS COLLECTION"。2シーズン目の2016年春夏シーズンは、新鋭ブランドCINOH<チノ>、IHNN<イン>とのコラボレーションが実現しました。2月5日(金)の発売を目前に控え、<チノ>のデザイナー茅野誉之氏、<イン>のデザイナー印致聖(イン・チソン)氏とともに、ファッションディレクター鈴木とウィメンズMD折笠の4人でコラボレーションを振り返ります。

鈴木 このプロジェクトは、デザイナーさんの存在があって成立するもの。今回も、コレクションを拝見して私がとても惹かれたお二人にオファーさせていただきました。
折笠 どんな点に惹かれたのですか?
鈴木 茅野さんのコレクションは数シーズン前から見ていて、非常に私の記憶に残っていました。アイテム自体はコート、シャツ、パンツ、デニムというスタンダードなものなのですが、「あれは何だったんだろう?」となぜか気になる。「なんで気になるのかな」と、その理由を突き詰めていくと、パンツにしてもコートにしてもパターンが美しい。削ぎ落としてミニマムにしていけばしていくほど、かっこよくなるのは、パターン自体に魅力があるからだ思います。そして茅野さんご自身が、センスのある方。時代感を読む感受性が際立っている方だという気がしたので、茅野さんにお声がけしたいと思っていました。
折笠 一方、インさんのコレクションはまた茅野さんとは対照的ですね。
鈴木 茅野さんと並ぶデザイナーさんは、テイストの似ている人より違う感じの方がいいのではないかと思っていました。<イン>は素材とカラーの組合せが人の足を止めるインパクトを持っています。これほどに何の説明もなく洋服自体が語れるというのは本当にすごいことだと思います。誰が見ても素材・カラー・パターンという3つが印象に残る。説明しなくても、デザイナーのやりたいことが伝わる根本的な強さがあるブランドです。

折笠 お二人は今回のプロジェクトはいかがでしたか?
茅野さん(以下敬称略) 僕のコレクションは大人の女性に向けたクリーンでマニッシュなデザインを目指しているのですが、今回はマニッシュでクールな部分に少しエレガントな女性らしさが加わった仕上がりになりました。そういった世界観をバーニーズ ニューヨークのお客様に気に入っていただけたらと思っています。
インさん(以下敬称略) 素材・グラフィック・プリントへの興味を追求してきた私ですが、今回は色を使わず、面白い素材で新しいイメージをお見せすることができて嬉しいです。私自身のコレクションはグラフィックや色を使ったものが多くポップな感じですが、今回のアイテムはすべて白でピュアなイメージで作り、大人っぽく、きれいに着られる仕上がりになったのも、よかったと思っています。
折笠 今回、茅野さんにはゼロからアイテムを作りあげるお願いもしています。通常のコレクションにはないアイテムも作っていただきました。
茅野 女性らしいフレアスカートは初挑戦でした。苦戦した部分もありましたが、結果はよくできたと思います。これからのデザインのインスピレーションにもなった気がして、次のコレクションにはスカートが増える予感がしています。
鈴木 インさんにはコレクションのなかからピックアップしてバーニーズ ニューヨークのリクエストをお伝えしていきました。作っていく過程では伝えたいニュアンスが伝わらなくて、これは女性の感性と男性の感性の違いなのかなとも思ったりもしましたが、プライベートレーベルなので、今のお客様のイメージをお伝えしながら調整していきました。
イン いつもは男性の感性で女性の服をデザインしているので、女性の意見を取り入れることで、丈感をはじめ、エレガンスの部分がきれいに調節されて、大人の女性らしい服になったと思います。
鈴木 男性目線のデザインは、きっちりしている印象があったので、それはデザインとしてはパーフェクトだけれど、「身体の一番細い部分を見せたい」という女心を伝えてみたり、より女性らしく、リアルなデザインになるよう、お伝えしました。
茅野 僕の服にも抜け感が出たと思います。ネックの開き方や、足首の見え方といった部分は、今までにない提案ができた一番のポイントです。
鈴木 二つのブランドをミックスしてコーディネートできるようにも考えられているので、ぜひお二人のアイテムを自由に着ていただきたいと思っています。例えばレースのトップスにデニムを合わせたり、ドレスにスエードのジャケットを着たり。
茅野 インさんのコレクションはすごく女性的なところが魅力。僕の手がけたコレクションにはないレースも使われているので、ミックスしてバランスよくコーディネートできるんじゃないかと思います。<イン>の甘さに<チノ>でスパイスを加えたり、その逆もできるので、色々な方に試してもらえると思います。
イン 茅野さんの服は着やすくて、きれいで、センスがいい。今の気分に合っていると思います。私のアイテムはすべて白なので、茅野さんのスエードのジャケットを合わせることで、メリハリが出てより美しく着こなせます。

折笠 ここであらためて今回のアイテムを紹介すると、<チノ>とのコラボレーションとして、今シーズンのトレンドであるスエードのジャケットやロングベスト、レースアップブラウス、ロングスカート、ヴィンテージ加工にこだわったデニムなど計6アイテムを作りました。<イン>とのコレクションからはベルスリーブのカフタンロングドレスやレースのサックドレス、セットアップとしても着られるブラウスとプリーツスカート計4アイテムが登場します。
鈴木 茅野さんのモダンなサファリ、インさんのゴージャスなボヘミアンというイメージは、バーニーズ ニューヨークの2016年春夏シーズンのテーマの一つである"DREAM CATCHER"というコンセプトにもリンクしています。スタンダードな着こなしに取り入れるだけで今年らしく新鮮なコーディネートを楽しめるコレクションです。
折笠 茅野さんとのコレクションは"DREAM CATCHER"のキーワードであるスエード素材やレースアップのディテールを取り入れています。茅野さんが得意とするクリーンなアイテムが、今年らしいスタイリングをかなえます。こだわりを凝縮して、時間をかけて作りあげたヴィンテージ加工のデニムは一緒に悩んで作った意欲作。素材のクオリティを追求し、生地メーカーと共同開発をした生地を使用しているのも魅力です。インさんとコラボレーションしたアイテムは他にはない素材づかいが一番の特徴。ドレス、トップス、スカートに使った和紙のような透け感のある生地は今回のために作ったオリジナルです。あえて潔く白一色にして、ピュアな世界観を演出しています。幅広い体型の方に着ていただけるサイズ設定もポイントで、さらにドレスはベルトでブラウジングしてトップスにしたり、色々なアレンジが楽しめます。
鈴木 シューズを合わせるなら?
折笠 今シーズン注目のサボを合わせたり、ハンサムなレースアップシューズで大人っぽく着こなしたり、夏はフラットのサンダルもおすすめです。配色は、キャメルやベージュなどナチュラルなトーンで着こなすと今年らしくなります。どれもシーズンレスに着られるので、ロングブーツなどに合わせて今の時期から着て楽しんでいただきたいです。

鈴木 ところで、お二人は同じ学校の先輩後輩という間柄なんですよね?
茅野 僕はインさんが卒業したBFGU(文化ファッション大学院大学) 前身のBFB(文化ファッションビジネススクール)の一期生で、同じ先生に師事していました。
イン 以前から茅野さんの話は先生から聞いていて、実はブランドを立ち上げる時にも「色々聞いてみたら?」と茅野さんの電話番号をもらっていたんです。でも結局連絡はできないまま、今日が初対面です(笑)。その茅野さんと今回一緒にいい仕事ができてとても嬉しいです。
鈴木 お二人は小さい頃からファッションが好きだったんですか?
イン はい。小さい頃からファッションが好きで、韓国の大学を卒業した後、軍隊に行って、日本でファッションの勉強をしました。ファッションを仕事にしたいと決めたのは軍隊にいた時。日本で勉強して、日本でブランドをやりたいと思いました。ニューヨークのパーソンズなど、各国の学生が集まって卒業コレクションをロンドンで発表する機会があり、文化服装学院の代表として参加した経験などを通じて、自分のブランドを作る勇気が出ました。
茅野 僕も若い頃からです。決定的だったのは高校1年生くらいの頃<ラフ シモンズ>の服を雑誌で見た時に、「こういう洋服を作りたいな」と思いました。長野県出身なのですが、長野から2時間くらいで新宿まで来られるので、アントワープ系のデザイナーのアイテムを買いにバーニーズにもよく来ていました。東京に来てからも学校が新宿だったので、よく足を運び色々と見せていただいていた憧れのお店だったので、今回のお話を電話でいただいたときはすごく嬉しかったです。
イン 同じく、私にとってもバーニーズは学生時代から好きだったお店で、一番よく通ったお店の中の一つ。新宿店を上の階から回って色々見たりしていました。その私が今回のプロジェクトに参加できて嬉しかったので、ベストを尽くしました。
鈴木 ありがとうございます! 最後にお二人のこれからの展望をお聞かせください。

茅野 <チノ>はまだ若いブランドなので、自分のブランドの立ち位置を確立することと、海外への進出も数年前から視野に入れて動いています。世界で活躍できるようになるという長期的な目標に向かって、クオリティとデザイン力をあげていくことが必要だと思っています。自分の服を置いてもらいたいお店がパリにあるので、それも目標の一つ。バーニーズ ニューヨークとも、継続していけるようなものをまた作っていきたいです。
イン 今はやりたいデザインやアレンジがたくさんあって、まとめているところです。それらをまとめて<イン>のブランドイメージを固めたい。日本で入れたいお店もあるし、そこから海外にも進出したい。<イン>は日本で始まったブランドで、私にとっては日本も海外。日本は世界的にも技術力やパターン力があり、質のよいものを作れる国なので、ここで足場を固めてからさらに世界に進出したいと思っています。

- ARTISTS for BARNEYS COLLECTION -

collaborated with CINOH

1. BARNEYS NEW YORK ジャケット シャツ スカート
2. BARNEYS NEW YORK ベスト ニット デニム

1. BARNEYS NEW YORK
ジャケット 
シャツ 
スカート

2. BARNEYS NEW YORK
ベスト 
ニット 
デニム

collaborated with IHNN

1. BARNEYS NEW YORK ドレス
2. BARNEYS NEW YORK ドレス
3. BARNEYS NEW YORK トップス スカート

1. BARNEYS NEW YORK ドレス

2. BARNEYS NEW YORK ドレス

3. BARNEYS NEW YORK
トップス 
スカート

※上記のコレクションは、バーニーズ ニューヨーク各店で2月5日(金)以降展開予定です。

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茅野誉之

PROFILE

<チノ>デザイナー

茅野誉之

文化服装学院を経て、2004年に文化ファッションビジネススクールを修了。2008年秋冬よりウィメンズブランド<ベスソール>を始動。2014年春夏シーズンからブランド名を<チノ>に変更。「一瞬の時の中に存在するだけでなく永く愛される、想い出に残るモノ作り。」をブランドコンセプトにした大人のリアルクローズを提案している。

印致聖

PROFILE

<イン>デザイナー

印致聖

韓国の大学を卒業後、文化服装学院を経て2013年に文化ファッション大学院大学を修了。その後ロンドンをはじめ世界各地で作品を発表し、2014年に<イン>を立ち上げる。繊細な素材に大胆な色柄を組み合わせ、プリーツなどの実験的な加工をほどこすことで、ユニークな独自性を表現するエレガンスコンテンポラリーブランド。

鈴木春

STAFF'S PROFILE

ファッションディレクター

鈴木春

幼少よりインドで育つ。コミュニケーションの大切さを感じ、小売業への興味を抱き、1989年のバーニーズ ジャパン立ち上げ期よりプロジェクトに参加。ウィメンズアクセサリーバイヤーを経て、現在はウィメンズのバイヤーへのバイイングイメージや、新規ソースを開拓するファッションディレクターとして日々世界を奔走する。趣味は読書と海、プール。

折笠千春

STAFF'S PROFILE

ウィメンズウェアチーム シニアMD

折笠千春

2006年にバーニーズ ジャパンへ入社。ウィメンズウェアチームにてMDとしてデザイナーズ、コンテンポラリー、<バーニーズ ニューヨーク>オリジナルとすべてのカテゴリーを経験し、2013年1月より現職。