SUMMER 2019
MEN'S SUMMER COLLECTION
バーニーズ ニューヨークがこの夏、日本の男性に向けてご提案するのはリュクスなスタイル。キーワードは、"コロニアルカラー"と"ウール"です。
タイに頼らない、節度あるウィークデースタイルとはなにか。クールビズがはじまって十余年。バーニーズ ニューヨークがたどり着いた結論は、コロニアルカラーでした。<バーニーズ ニューヨーク>チームアシスタントバイヤー 對馬寛子がこの夏におすすめのスタイルをご紹介いたします。
この夏、ファッション業界はコロニアルカラーやアースカラーに注目しています。これをあえてビジネススタイルに、というのがバーニーズ ニューヨーク流。もちろんそこでは土臭さを巧妙にセーブする工夫が必要になってきます。たとえば夏を代表する素材、ソラーロのダブルブレストなら熟練の職人仕事が感じられるテーラードであること。ワンピースカラーのシャツなら剣先にかけて美しいカーブを描くこと。あるいはメッシュトートバッグなら適度に光沢感のある素材をチョイスする、といった具合に。そういう細部への気づかいがコロニアルカラーを洗練された存在へと生まれ変わらせてくれます。
BARNEYS NEW YORK スーツ / リネンシャツ / ポケットチーフ / ベルト / バッグ / シューズ / スポーツシャツ(上)(中(下) / ストライプハンカチ
KINLOCH ブルドッグプリントハンカチ
DEXT デオドラントクリーム / ファブリックミスト / ボディシート
MOSCOT サングラス
ワンピースカラーのロングスリーブシャツは夏に定番の一枚。アップデートを繰り返してきた襟のロールは美しい、の一言。ボタンダウンと相まってタイがなくてもVゾーンに物足りなさを感じることはありません。着物の絽(ろ)や紗(しゃ)でもおなじみのからみ織のシャツは見ても着ても涼しい。サックスブルー・ピンク・ホワイトの3色展開。
BARNEYS NEW YORK ドレスシャツ
いわゆる鹿の子のポロシャツと異なり、ハイゲージのニットポロシャツはたとえジャケットを脱いでもビジネスシーンにふさわしい節度が保たれます。ファブリックはイタリアの名門、エミール コットーニ社製コットン。程よいシャリ感とコットン本来の光沢が楽しめる強撚糸を選んでいます。デザインはスキッパータイプもご用意。いずれもスカーフを巻いてもさまになります。ライトブルー・ブラック・ブラウン・オレンジをご用意。ご自宅での洗濯も可能です。
BARNEYS NEW YORK (左・中)ポロシャツ(右)スキッパー
ビジネスシーンにフィットするミニマルなデザインや肩がけにちょうどいいハンドル寸法でロングセラーを更新するトートバッグがメッシュに衣替え。見どころは、定番のラフィア素材ではなく、あえてポリエステルを使っているところ。軽やかな雰囲気はそのままに、ナイロン特有の上品な光沢が凛とした佇まいをもたらします。ライニングを配したコンパートメントにはファスナーポケットの間仕切りを設置。収納力も申し分がありません。
BARNEYS NEW YORK バッグ
汗をかく季節、何枚あっても困らないハンカチを見繕うご予定があれば、シンプルな着こなしのアクセントになるこんな一枚はいかがでしょう。一つはトラッドスタイルの定番、清涼感あふれるブルーのストライプ。もう一つは、なんとも可愛らしい大小二匹のブルドッグが描かれた、イタリア ミラノのネックウェアの名門<キンロック>の新作。コットンのハンカチはきちんとアイロンをかけるのがマナーです。
(上)KINLOCH ブルドッグプリントハンカチ
(下)BARNEYS NEW YORK ストライプハンカチ
今シーズン、ぜひトライしていただきたいのがグルカサンダル。コロニアルカラーを軸としたスタイルを考えたときには、これ以上ない相性のよさをみせる一足です。こちらはその靴がもつ軽快感が増すスエードレザーとジュートソールで仕上げています。ラバーソールにヒールをつけたグルカサンダルはリネン素材のアイテムはもちろんのこと、セットアップとあわせていただくのもおすすめです。
BARNEYS NEW YORK グルカサンダル
***

STAFF'S PROFILE
バーニーズ ニューヨークチーム アシスタントバイヤー
對馬寛子
2010年バーニーズ ジャパン入社。銀座本店店頭での販売を経験した後、2015年よりMD部へ。メンズ・ウィメンズあわせて多岐に渡るカテゴリーでのアシスタントバイヤーを経て2019年より現職。キャンプや登山、スノーボードなど自然に触れるアウトドアな休日に癒されるアクティブ派。
バーニーズ ニューヨークがウィークエンドにおすすめするのはウール。一般的にフォーマルやビジネスシーン向きのイメージの強い素材ですが、実は速乾・消臭という夏にうってつけの特性も備えているのです。登山やアウトドアシーンでも年間を通してウールウェアは活躍。そんなウール素材の魅力を存分に発揮するオリジナルのコレクションを手がけた竹原宏平が、詳しくその魅力をお伝えいたします。
バーニーズ ニューヨークはこの春、イタリア ビエラ地区の名門ファブリックメーカー、レダ社をフィーチャーしたスペシャルプロジェクトをローンチします。すっかり夏の定番として認知されたヴァカンツァ(バーニーズ ニューヨークのために開発された、ウールの地力を引き出したファブリック)という生地が好例ですが、レダといえばウール、というくらいそのクオリティは高く評価されています。名門の魅力をさらに広く知らしめるべく私たちがたどり着いたアイディアは、レダ社渾身のさまざまなウールを夏のカジュアルなスタイルに落とし込む、というもの。同じビエラ出身のデザイナーで<カモ>というブランドを手がける、ステファノ・ウゲッティ氏がデザイン画を描き、日本が誇るファクトリーが仕立てました。「100% WOOL is SO COOL」──キャッチコピーの"クール"は着心地とデザインの両方にかかっています。5月24日にはレダ社のCEO エルコレ・ボット・ポアーラ氏とウゲッティ氏を招いたローンチパーティーも開催いたします。
BARNEYS NEW YORK ジャケット / パンツ / Tシャツ / ポロシャツ / サンダル
PELLE MORBIDA バックパック
BARNEYS NEW YORK SPECIAL PROJECT
一流メゾンが信頼を置くイタリア ビエラの老舗生地ファクトリー レダ社と、洗練されたウェアを提案しピッティ・イマジネ・ウォモでも話題となっている<カモ>のデザイナー ステファノ・ウゲッティ氏と作り上げた<バーニーズ ニューヨーク>オリジナルコレクション。クラシックなスーツ生地からモダンでスポーティな生地まで、最高級羊毛を用い自社で一貫生産されるウールの特性を生かしたレダ社の生地を使用したジャケット・シャツ・カットソー・パンツが登場いたします。アイテム単体はもちろんのこと、コレクション同士での多彩なコーディネートをお楽しみいただけるラインナップです。
一枚で主役になれるキャンディストライプのオープンカラーシャツ。クリアカットと呼ばれる、毛羽を取り除く加工をほどこした平織りのウールは着心地も清涼感にあふれます。オレンジとグレーの2色展開。
BARNEYS NEW YORK シャツ / サンダル
ポロシャツ定番の編み地、鹿の子をウールで仕上げたポロシャツ。鹿の子ならではのシャリ感とやわらかなタッチを両立させたファブリックです。レッド・ブラック・ブルー・グリーンの4色展開。
BARNEYS NEW YORK(左)ポロシャツ(右)ショーツ
パッチポケットがリラックスムードを上積みするシャツジャケットにドローコードのパンツ。こちらももちろん、ウール。ベージュ・ライトグレーの2色展開。セットアップにはこのほかにテーラード仕立てのジャケット×ワンプリーツパンツ、ショーツの組合せもご用意しています。
BARNEYS NEW YORK(左)ジャケット(右)パンツ
ポロシャツとポケット付Tシャツの2型をラインナップしたのはウールジャージー素材。軽く、ナチュラルなストレッチ性があり、しわになりにくい高機能素材として知られるレダ アクティブを使用しています。ポロシャツはネイビー・レッドの2色、Tシャツはネイビー・ベージュ・カーキ・オレンジの4色展開。
BARNEYS NEW YORK(左)ポロシャツ(右)Tシャツ
サマーウールの代名詞、トロピカルウールのバンドカラーシャツもご用意しています。コンパクトなバンドカラー、やや低めの位置に設けたフラップポケット、そしてスクエアボトムのコンビネーションがモダン。ライトグレーとカーキの2色展開。
BARNEYS NEW YORK シャツ
REDA × BARNEYS NEW YORK SPECIAL NIGHT
5月24日(金)銀座本店では「銀座並木ナイトクルーズ」と連動し、コレクションローンチを祝したスペシャルイベントを開催。レダ社CEO兼ミラノ・ウニカ会長のエルコレ・ボット・ポアーラ氏とステファノ・ウゲッティ氏、バーニーズ ニューヨークのバイヤー 竹原宏平によるトークイベントで商品の魅力をお伝えするほか、イタリアをイメージしたドリンクやフードもお楽しみいただけます。
5/24 FRI. 17:00 - 21:00 銀座本店B1
トークイベント
5/24 FRI. 19:00 - 19:30 銀座本店B1
※来店スケジュールおよびイベント内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。
***

STAFF'S PROFILE
バーニーズ ニューヨークチーム バイヤー
竹原宏平
2004年、バーニーズ ジャパンに入社。入社後は販売・ロジスティクスなど多彩な業務を経験、2017年より現職。数多くのアイテムに直接触れてきた経験から、袖を通したジャケットのブランドを当てる"利きジャケット"が特技。
May 9th, 2019
- Tweet
-