ディレクター中箸の琴線に触れた秋冬シーズンのヴァイブスをご紹介 | BARNEYS NEW YORK | BARNEYS NEW YORK

年末年始営業時間についてのお知らせ

新宿店:12/21(土)~12/29(日)・1/2(木)~1/4(土)は20:30まで営業。
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銀座店:12/21(土)~12/30(月)・1/2(木)~1/4(土)は20:30まで営業。

*12/31(火)は全店通常営業(11:00~20:00)。
*新年1/1(水・祝)は全店休業。
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DIRECTOR'S EYE: MITSUO NAKAHASHI

DIRECTOR'S EYE: MITSUO NAKAHASHI | From the Fashion Office | MEN'S | BARNEYS NEW YORK

バーニーズ ニューヨークのメンズファッションディレクターを務める中箸充男の仕事は、世界の動向から最新のヴァイブスを読み解き、バイイングのベースとなるシーズンテーマを掲げること。そのアンテナはファッションだけにとどまらず、ユースカルチャー・音楽・アート・スポーツと、あらゆる分野に張り巡らされています。ミラノ・パリ・ロンドン・ニューヨーク・東京。中箸が各都市で感じ取った2018年秋冬シーズンのヴァイブスを、自ら撮影したスナップとともにご紹介いたします。

DIRECTOR'S EYE: MITSUO NAKAHASHI

(左)ミラノで行われた<リベンジ×ストーム>の期間限定ストアではカモフラージュ柄が登場、イアン・コナー氏によるサイン会も盛況だった(右)<ゴローズ>のジュエリーが取り入れられた<サカイ>のコレクション

スケートやヒップホップの流れは継続しており、ミラノで訪れた<リベンジ×ストーム>の期間限定ストアでは、デザイナーのイアン・コナー氏がインスタグラムで来店を告げると、続々とファンが集まり商品が飛ぶように売れていました。音楽では他にも<ネイバーフッド>のショーにアタリ・ティーンエイジ・ライオットが登場したり、<キディル>がザ・ダムドとコラボレートしたりと、ロックの流れも始まっています。<サカイ>のショーではすべてのルックに<ゴローズ>のジュエリーが使われており、ネイティブアメリカンのトレンドにも勢いを感じました。

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(左)「KITH(キス)」ではニューヨーク在住の日本人アーティスト、松山智一氏のエキシビションを開催(中)エントランスを案内するMoMA(モマ)の看板もレインボーカラー仕様に(右)カーナビー・ストリートを華やかに彩るレインボーカラーの電飾

今シーズンますます注目度が高まるデザイナーとしては、先日日本人で初めてLVMHヤング ファッション デザイナー プライズを獲得した<ダブレット>の井野将之氏が挙げられます。誰にも真似のできないオリジナリティあふれるクリエイションを提示しながら、インディペンデントな物づくりを続けています。さらにお店と顧客のことをとても大切にしているからこそ、常にブランドの軸がブレることはありません。<セルフ メイド バイ ジャンフランコ ヴィレガス>のジャンフランコ・ヴィレガス氏も、ファーストコレクションで一躍脚光を浴びた新星ですが、物づくりに対する真摯な姿勢は一貫しています。

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(左)LVMHプライズグランプリに輝いた<ダブレット>の井野将之氏(右)<セルフ メイド バイ ジャンフランコ ヴィレガス>のデザイナー ジャンフランコ・ヴィレガス氏

アートがファッションとリンクしている傾向もあり、<ウォーレン ロータス>がウェアやスニーカーに手描きのアートをほどこしたり、ニューヨークにある「キス」のショップでは、日本人アーティストのエキシビションを開催していたりと、アートがどんどん身近な存在になっています。街の風景で印象的だったのは、レインボーカラーのトレンドを感じさせる装飾やデザイン。近年ファッションでもアクセサリーなどにカラフルなものを選ぶ傾向が見られ、今シーズンも黒・ネイビー・茶系のベースとなる色味はしっかりと押さえつつも、豊富な挿し色を取り揃えるようにしています。

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(左)<サルバム>のデザイナーを務めるのは<ヨウジヤマモト>で経験を積んだ藤田哲平氏(右)パリで開催された<サルバム>のプレゼンテーション

<クリスチャンダダ>の森川マサノリ氏や、<サルバム>の藤田哲平氏に対しても、国内はもちろんのこと、海外からの評価も高まっています。<クリスチャンダダ>のウェアはレディー・ガガが着用したことでも有名ですが、最近ではジジ・ハディドもプライベートで着用。藤田氏は山本耀司氏のDNAを受け継ぐ、魂のこもった服づくりに力強さを感じます。バーニーズ ニューヨークではこういった強い個性を持ちながら、クリエイションに対して真剣に向き合っている若いデザイナーたちとも積極的に関わっていきたいと思っています。

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中箸充男

STAFF'S PROFILE

バーニーズ ニューヨーク メンズファッションディレクター

中箸充男

米国シカゴに留学中、バーニーズ ニューヨークの存在を知る。帰国後、バーニーズ ジャパンに入社。スーツフロア・ファニシングフロア・デザイナーズフロアの販売スタッフを経てバイヤーに。入荷即完売アイテムの数々を買い付けてきた、そのセレクト眼は伝説にもなっている。2017年より現職。