2020/02/27
INTERNATIONAL WOMEN'S DAY:
すべての女性に捧げる、ポジティブなメッセージ。
性差による差別のない、より暮らしやすい社会の実現を目指すバーニーズ ジャパンでは、今年もINTERNATIONAL WOMEN'S DAY(国際女性デー、以下IWD)のキャンペーンを展開する。4回目を迎える今年のスローガンは"EACH FOR EQUAL(一人ひとりがイコール)"。女性に自信と快適さをもたらすファッションアイテムを通じて、ポジティブなメッセージを届けたいと考えている。スローガンに込められた想いを、3人のバイヤーがそれぞれの立場からご紹介しよう。 text: Ryoko Kuraishi
国連が定めたIWDの、「さまざまなジャンルで活躍する女性たちをサポートすることで暮らしやすい社会の実現を願う」という意義に共感したバーニーズ ジャパンでは、2017年以来、ミモザの花をシンボルとするキャンペーンを行うなどIWDに関連する取組みを行なっている。"EACH FOR EQUAL"を掲げる今年は、IWDに関連するアイテムをセレクトしたコーナーをしつらえてバーニーズ ジャパンのメッセージを発信。肩肘張らず、自然体でIWDと向き合う、そんな機会を設けていく。
「今回のスローガンを受け、バーニーズ ニューヨークでは年齢・体型・バックグラウンド・コンプレックス、あらゆる枠を超えてすべての女性たちに心地よく寄り添いたいという願いを込めて"FREE FOR ALL"をテーマにアイテムをセレクトしました」というのは、シューズのバイイングを行なったバイヤー 福原菜津子。
「靴と苦痛を掛け合わせた#Ko Tooが広く女性たちの支持を得たように、働く女性にとってパンプスは時にネガティブな要素を伴います。私自身、石畳の舗道を歩きまわるパリ出張ではいつも足がパンパンになってしまい、1日中はいていても疲れないパンプスはないものかと思っていました。今回のキャンペーンでは、そんな苦痛や不快感を和らげるシューズで女性の日常を応援できればと思っています」
「フランス発の<シャテル>は、石畳の道を歩いても痛くない、疲れない靴を、というフランス女性の要望から生まれたブランド。クッション性に優れたインソールが特徴で、ビジネスや改まったシーンにもはいていけるシンプルなデザインは人間工学に基づいて設計されています。アッパーにも柔らかい素材を使っているので足入れのあたりがソフト。ヒールカップにもしなやかな芯を採用するなど、踵を傷つけない配慮がなされています。
もう一つの<ノド>は韓国の新進ブランドで、こちらもクッション性に優れたインソールを使っており、まるでスニーカーのようなはき心地。アウトソールがオールラバーになっているので雨の日でも滑りづらいんですよ。アッパーには伸縮性に富んだニット素材を用いることで圧倒的なはきやすさを実現しています。しかもこの素材、なんとペットボトルから生まれた100%リサイクル素材なんです。オンからオフまでシーンを選ばないデザインとストレスフリーのはき心地、サスティナビリティを手頃な値段でかなえた、2020年らしいブランドだと思います」
福原のおすすめは、今回の取組みのために<ノド>のデザイナーが新たに作ってくれたというスクエアトゥのデザイン。「仕事はもちろん、子どもと公園に行く時でも気兼ねなくはけるユーティリティと、足を通した時の美しさを高いレベルで兼ね備えた一足です」。
すべての年齢の、あらゆる体型の女性に美しさと心地よさをもたらすアイテムとしてドレスをチョイスしたのは、ウェアを担当した中尾有里。
「昨年もIWDに関連してメッセージ性の高いアイテムをセレクトするコーナーを設けたのですが、中でもトレンド性と着心地というツボを押さえつつ、サイズフリーで着られるドレスにたくさんの反響があったんです。そこで今年はドレスに特化してご提案することにしました」
セレクトに際して重視したのは日常的に袖を通せるデザイン・ストレスのない着心地・そしてイージーケアの3点。
「<コグ ザ ビッグスモーク>はロンドン在住の日本人デザイナーが手がけるブランドです。デザイナー自身が世界中を飛び回るジェットセッターなのですが、コレクションにもそんな彼女のライフスタイルが反映されていて、ストレスレス・シーズンレス・トレンドレス・サイズレス・エイジレスをテーマにしたアイテムが揃います。ほとんどのアイテムがジャージー素材でできていて、着心地もいい上に気兼ねなく洗えるのも嬉しい」
ジャージーと一口にいっても、スエットからドレッシィなものまで素材感はさまざま。オールインワンならではの「トイレが面倒」問題を解決した革新的なジャンプスーツなど、遊び心のあるデザインも好み、と中尾。
「個人的なおすすめは、ウエストにあしらったリボンで自在にシルエットを変えられる、ドレスのようなルックスのジャンプスーツ。ミニマルなデザインにしなやかさや遊び心を添えた、現代の女性性を体現する一枚だと思います」
「<ミッシング ユー オーレディ>は今シーズンデビューの韓国ブランド。コットンやリネンなどの天然素材を使ったキャミソールドレスやカフタン風ドレスなど、リラックスして袖を通せるラインナップがいまの気分にマッチします。レイヤリングもしやすく、あらゆる年代の方に自分らしい着こなしを楽しんでいただけると思います」
一方、折笠千春がセレクトしたのは、そんなドレスにフィットするインナーウエアである。
「肌に直接身につけるものだからこそ、インナーこそ着心地や肌ざわりにこだわりたいですよね。私自身、ワイヤー入りの下着の締め付けを辛く感じるようになって窮屈なものは身につけられなくなってしまいました。とはいえボディラインは綺麗に見せたいし、心地いいフィット感も欲しい。もちろん、ケアも簡単にできるものがいい。今回はそうした点を考慮して、2つの日本ブランドをチョイスしました」
1つ目は、デザイナーの安野ともこ氏がランジェリーブランドとコラボレートして発表している<アロマティック カスカ>。スムースな着心地とフィット感のよさ、身体のラインを美しく見せる仕立てが身上だ。
「このカップ付きキャミソール、実はワイヤーが入っているのですが、着用していてもワイヤーの存在を気づかせないほどの軽い着心地。胸の大きな方にはホールド感を、小さな方にはプッシュアップ効果をもたらす、女性のコンプレックスに向き合うアイテムと言えるでしょう。ストラップのアジャスターを本体の裏側に隠すような、ディテールにもこだわり抜かれたインナーウエアです。
より手頃な選択肢として提案するのが<コハン>。コットンタッチの素材は汗ムレしにくく、肌の弱い人にもかぶれにくい仕様。ソフトな着心地も快適です。今回はキャミソールトップのほか、ドレスの下にスタイリングできるレギンスも展開します。ドレスを楽しく、快適に着こなすための脇役としてぜひ取り入れてみてください」
期間中は各店店頭で"FREE FOR ALL"というテーマに基づいたメッセージ性の高いアイテムをコーナーで展開するほか、ミモザの花の店頭配布や、社員や顧客を対象にリクエストを募った店内BGMでポジティブなムードを盛り上げる。「『これ、いいな。素敵だな』と思って手に取ってもらったアイテムが、IWDに関連してセレクトされたものだった。そんな自然な流れでIWDに興味を持ってもらえたら嬉しい」とバイヤー一同。例年より自然体でIWDと向き合ったバーニーズ ジャパンの、すべての女性に向けたポジティブなメッセージにどうぞご期待ください。
INTERNATIONAL WOMEN'S DAY
at BARNEYS NEW YORK
3月のバーニーズ ニューヨークでは、各店店頭にて広くINTERNATIONAL WOMEN'S DAY(国際女性デー)を知っていただくための企画をご用意しております。
INTERNATIONAL WOMEN'S DAY SPECIAL TALK EVENT SUPPORTED BY WWD JAPAN.COM
スペシャルトークイベント・デモンストレーション
3月8日(日)に、クリーンでナチュラルなミネラルファンデーションで知られる<ベアミネラル>と、最旬のヘアスタイル提案で人気の高いヘアサロン「ダブ」を迎え、六本木店でファッションとビューティにまつわる特別なトークイベントを開催いたします。
3/8 SUN. 14:00 - 14:30 六本木店1F
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