#(HASHTAG) NEW YORK! Vol.10 | CULTURE | BARNEYS NEW YORK

年末年始営業時間についてのお知らせ

新宿店:12/21(土)~12/29(日)・1/2(木)~1/4(土)は20:30まで営業。
横浜店:12/26(木)・12/28(土)は20:30まで営業。
銀座店:12/21(土)~12/30(月)・1/2(木)~1/4(土)は20:30まで営業。

*12/31(火)は全店通常営業(11:00~20:00)。
*新年1/1(水・祝)は全店休業。
BARNEYS NEW YORK logo
ホーム / CULTURE / #(HASHTAG) NEW YORK! Vol.10

#(HASHTAG) NEW YORK! Vol.10

VERY BARNEYS!なニューヨーク情報を現地在住の高久純子さんがお伝えいたします。 はじまりの場所、ニューヨークのチェルシー地区にバーニーズ ニューヨークが帰ってきた!ダウンタウン住人のライフスタイルや文化にフォーカスを当てたラインナップや店づくりが話題となり、オープンと同時に大賑わい。ロウアーマンハッタンのファッション&カルチャーの発信源が、再びそのドアを開いた。

数々の物語が眠るバーニーズ ニューヨーク発祥の地に凱旋オープン!

2月のNYファッションウィーク直前に、バーニーズ ニューヨークのダウンタウン店が遂にオープン!実はこのプロジェクトは、着工前から大きな話題となっていた。その理由は、新店の場所が1923年にバーニーズ ニューヨーク(当時はバーニーズ)が生まれた場所、創業者のバーニー・プレスマンが、妻の結婚指輪を質に入れた500ドルで開業したという逸話の残る場所だったから。
紳士服の専門店としてスタートしたバーニーズ ニューヨークは、1980年代にさしかかると、世界中の名だたるデザイナーをいち早く扱うトップストアとして認知され、ファッション&カルチャーの中心的役割を果すショップに成長。アンディ・ウォーホルやマドンナが足繁く通う当時のバーニーズ ニューヨークを、「伝説の店」と表現するニューヨーカーが多いのも頷ける。

ニューヨークベースの建築家、スティーブン・ハリス氏が手がけた店内は、B1から3Fまでを貫く螺旋階段に、かつてのチェルシー店にあったアンドレ・プットマンデザインの階段へのオマージュを感じさせるが、より進化した印象。そして、4階建ての店内全体は、什器に至るまで、ミニマルで研ぎ澄まされたモダンデザインで統一され、多くの人々のノスタルジーをよい意味で裏切ったものになっている。

オープニング時には、<アレキサンダー ワン>・<プロエンツァ スクーラー>などのローカルメゾンのカプセルコレクションを展開し、旬でモードなラインナップを揃え話題に。また3Fには気軽に立ち寄れるバーカウンターがメインのレストラン「フレッズ」が、B1にはメンズのバーバーサロンが配され、マディソン店とは違うチェルシー界隈の人々のライフスタイルに、しっかりと焦点を合わせる内容となっている点にも注目。

3月には、1986年にエイズエイドのために行ったファッションチャリティイベント「DECORATED DENIM」に着想を得た「THE BLACK LEATHER JACKET」を開催、著名クリエイターやデザイナーがデザインしたバイカ―ジャケットをオークションハウスを通して競売にかけ、売上金を地元チェルシーの芸術団体に寄付するというイベントを行うなど、バーニーズ ニューヨークのレジェンドなダウンタウンヒストリーが、再びはじまろうとしている。

* * *

高久純子

PROFILE

JUNKO TAKAKU

(absolute te-ma & company)

ファッション雑誌編集者を経て渡米。NYをベースにファッション、ライフスタイルビジネスのコンサルティングを手掛ける。