The Barneys Team
2022/11/11
POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in KOBE, FUKUOKA, ROPPONGI&YOKOHAMA!
みなさまこんにちは。ブランドコミュニケーション部の中野です。
日中は日差しがあたたかいのに、夜帰宅時には急に冷え込むという寒暖差のある季節になりました。来週はさらに寒くなると予報が出ているので、アウターが活躍しそうで楽しみです。
そんな寒い季節に胸を熱くする特別なイベントをご紹介します。

全て素晴らしいネバダ州産ローンマウンテンターコイズを20KYGでセットした1点物の<ヤストモ コデラ>のリング。小寺さんによりアイランドリングと命名され、その隆起したターコイズの表面が美しく輝き、太陽の下で眺めると時が経つのを忘れてしまうようなリングです。

この迫力あるバングルやリングは小寺さんのプライベートコレクション。全てローンマウンテンターコイズがセットされています。手前の大きなターコイズはこのサイズでここまで完璧なルックスはまず出逢えないレベルのものです。手首側の5ストーンのバングル2本や魔法が使えそうなリング達は今回のイベントで小寺さんが身に着けているので、ぜひ実物をご覧いただきたいです。
そんなターコイズに引けを取らない、今回のイベントの為に小寺さんが特別に制作された新作を中心に作品を厳選してご紹介します。

先ほどご紹介したローンマウンテンターコイズリングの別カットです。奥に見えるのは小寺さんが工房で使用する機材。まるで歯科医師のように大小さまざまな道具を駆使して作品が生み出されます。小寺さんは20KYGを使う理由として、ローンマウンテンターコイズとの相性を考えゴールドの持つ色味をより楽しむためと語っています。セットする石によって18K~22Kまで使い分けて制作されていますが、こちらは全て20KYGです。

ローンマウンテンターコイズはインディアンジュエリーの著名作家が自身のマスターピースを制作する時に用いていたこともあり有名になったターコイズで、アメリカの3大ターコイズの1つとされています。私個人的には硬度や輝き、見た目の好みも含めてNO.1のターコイズ鉱脈だと思います。通常ならば2つや3つにスライスしてバッキング(底材)をつけてリングにするようなレベルのターコイズを、そのまま贅沢に使用しているため厚みがあり硬く長持ちします。もちろん石なので落としたりして1点に強い力が加わると亀裂が入る可能性がありますのでご注意ください。ちなみに私のローンマウンテンターコイズのリングは長年愛用していますが一度も欠けていません。

ネバダ州産ランダーブルーターコイズ×20KYGのリング。ランダーブルーターコイズは1973年に発見され1974年から76年の約3年間しか採掘されておらず、採掘量も40キロとも36キロとも言われており、ハットマイン(帽子で覆いつくせるくらいの少量しか採掘されなかったことの意味)と評されています。昔から高値のターコイズですが、マトリックス(母岩などで形成される不純物の模様)がタイトで美しく、私も憧れる石です。

今回のリングは石の形も良く、艶やマトリックスのバランスも申し分ないと思います。一般的にはイーブン、タイト(均一で模様目が細かい)なランダーブルーターコイズが良いとされていますが、そんなルックスでも実はターコイズの色味が薄かったり、タイトゆえに母岩が脆く硬さが心配なものもあるので、この2つのリングのようにターコイズの質も良いものがおススメです。

ランダーブルーターコイズは有名な石ゆえに中国産のターコイズをそれと偽って販売する業者もいます。そんな業者から買い偽物と知らず本物と信じて売ってしまうお店も残念ながら存在しますので、ターコイズが気になった場合は、信頼できる店舗から買うことをおすすめします。

アリゾナ州産のビズビ―ターコイズ×20KYGのリングです。前回の銀座本店でもビズビ―ターコイズと20KYGのリングが3点だけ販売されましたが、すぐに完売してしまいました。ゴールドに負けないくらいのビズビ―ターコイズはなかなか出逢えません。

ほとんど母岩や不純物で形成されてターコイズの部分がわずかしかないものや、良く見せるためグレードの低い石の色を濃く処理したもの等がほとんどなビズビ―ターコイズですが、私がターコイズに惹かれたきっかけの石なので思い入れがあります。

光に当てるとこのように力強い青が浮き出てきます。艶も高さもあり、このリングたまりません。

ビズビ―ターコイズの良い部分だけを残したもの。アシンメトリーな形を小寺さんがどうジュエリーに用いるのかわくわくします。まわりの白っぽい部分は水晶で、グレードの高いビズビ―ターコイズに見られることが多い特徴です。あまりに完璧な青さを持つビズビ―は疑った方が良いと言われており、この写真のようなクラシックな見た目のビズビ―ターコイズが理想ですが、近年はほとんど見なくなりました。

ネバダ州産ナンバーエイトターコイズ×18KWGのリングです。1958年頃には閉山されているターコイズで、良い石は上品な薄い青が変色しにくいことが特徴です。

ナンバーエイトターコイズは青が薄く表面に張り付いているように見えるものもあり、純粋に美しいターコイズです。普通薄い色味のターコイズは硬度が低くて気泡に入った油や汗などで変色しやすいものですが、こちらはそうなりにくいです。ですがヴィンテージのバングルなどに用いられたナンバーエイトターコイズの一部分がわずかにグリーンに変色しているようなものも趣があっていいです。

ホワイトゴールドの色味が石の美しさを際立たせていますね。
ターコイズの色は濃い青から薄いグリーン系まで幅広いバリエーションが存在します。沢山の選択肢の中から価格や名前に左右されずご自身の琴線に触れるターコイズが入手すべき石だと思います。そのお手伝いができるこのイベントがバーニーズ ニューヨークで10年以上続いていることを、私は心からお客様と当社スタッフ、そして小寺さんに感謝しています。

集合写真はこちら。実物の良さが反映しきれないのがターコイズの写真。はやく実物が見たいです。

アイランドリングになる前のローンマウンテンターコイズのナゲット(塊)。アイランドリングを所有するお客様はこの形状を愛しており、気がつくと指や手のひらでターコイズを撫でているというお話をよく伺います。私もそんなひとりです。

ローンマウンテンターコイズ×PT950のリング。

ハンサムという表現がぴったりなターコイズの形状です。表現が難しいですがやんちゃな形が多いアイランドリングのなかで、すっきりと整ったバランスはプラチナの質感ともバッチリです。

最後に制作途中のリングをご紹介。なんと2キャラットのダイヤモンドがセットされたリング。ダイヤモンドはほんのわずかにイエローが入ったIF(インターナリーフローレス)。質だけでなくデザインも素晴らしいの一言です。
以上、一例のご紹介でした。
もちろん、ターコイズがセットされたシルバーリングをはじめ、著名作家や故人作家が制作した素晴らしいインディアンジュエリーも多数ご用意いたします。
『ターコイズとインディアンジュエリーは出逢った時が最安値』
この年末の特別な機会に、本物が持つオーラを感じていただけたら幸いです。
POP UP STORE:
SKYSTONE TRADING
11/19 SAT. _ 11/23 WED. 神戸店B1
11/25 FRI. _ 11/27 SUN. 福岡店B1
12/3 SAT. _ 12/6 TUE. 六本木店2F
12/8 THUR. _ 12/11 SUN. 横浜店5F
日中は日差しがあたたかいのに、夜帰宅時には急に冷え込むという寒暖差のある季節になりました。来週はさらに寒くなると予報が出ているので、アウターが活躍しそうで楽しみです。
そんな寒い季節に胸を熱くする特別なイベントをご紹介します。

全て素晴らしいネバダ州産ローンマウンテンターコイズを20KYGでセットした1点物の<ヤストモ コデラ>のリング。小寺さんによりアイランドリングと命名され、その隆起したターコイズの表面が美しく輝き、太陽の下で眺めると時が経つのを忘れてしまうようなリングです。
11月中旬より12月にかけて、ターコイズ&インディアンジュエリーの世界的な名店「スカイストーン・トレーディング」の期間限定ストアがバーニーズ ニューヨーク4店舗で開催されます。会期は11月が11月19日(土)から11月23日(祝・水)まで神戸店、11月25日(金)から11月27日(日)まで福岡店、12月は12月3日(土)から12月6日(火)まで六本木店、12月8日(木)から12月11日(日)まで横浜店と各店を巡回します。期間中は「スカイストーン・トレーディング」の代表であり、自身の名を冠したシグネチャーブランドの<ヤストモ コデラ>とバーニーズ ニューヨークのためにスタートしたブランド<スカイ ブルー ホーク>のデザイナー 小寺康友氏が来店。普段は軽井沢でしか見ることができない逸品を多数ご用意して、お客様に自らターコイズとインディアンジュエリーの素晴らしさをご紹介します。

この迫力あるバングルやリングは小寺さんのプライベートコレクション。全てローンマウンテンターコイズがセットされています。手前の大きなターコイズはこのサイズでここまで完璧なルックスはまず出逢えないレベルのものです。手首側の5ストーンのバングル2本や魔法が使えそうなリング達は今回のイベントで小寺さんが身に着けているので、ぜひ実物をご覧いただきたいです。
そんなターコイズに引けを取らない、今回のイベントの為に小寺さんが特別に制作された新作を中心に作品を厳選してご紹介します。

先ほどご紹介したローンマウンテンターコイズリングの別カットです。奥に見えるのは小寺さんが工房で使用する機材。まるで歯科医師のように大小さまざまな道具を駆使して作品が生み出されます。小寺さんは20KYGを使う理由として、ローンマウンテンターコイズとの相性を考えゴールドの持つ色味をより楽しむためと語っています。セットする石によって18K~22Kまで使い分けて制作されていますが、こちらは全て20KYGです。

ローンマウンテンターコイズはインディアンジュエリーの著名作家が自身のマスターピースを制作する時に用いていたこともあり有名になったターコイズで、アメリカの3大ターコイズの1つとされています。私個人的には硬度や輝き、見た目の好みも含めてNO.1のターコイズ鉱脈だと思います。通常ならば2つや3つにスライスしてバッキング(底材)をつけてリングにするようなレベルのターコイズを、そのまま贅沢に使用しているため厚みがあり硬く長持ちします。もちろん石なので落としたりして1点に強い力が加わると亀裂が入る可能性がありますのでご注意ください。ちなみに私のローンマウンテンターコイズのリングは長年愛用していますが一度も欠けていません。

ネバダ州産ランダーブルーターコイズ×20KYGのリング。ランダーブルーターコイズは1973年に発見され1974年から76年の約3年間しか採掘されておらず、採掘量も40キロとも36キロとも言われており、ハットマイン(帽子で覆いつくせるくらいの少量しか採掘されなかったことの意味)と評されています。昔から高値のターコイズですが、マトリックス(母岩などで形成される不純物の模様)がタイトで美しく、私も憧れる石です。

今回のリングは石の形も良く、艶やマトリックスのバランスも申し分ないと思います。一般的にはイーブン、タイト(均一で模様目が細かい)なランダーブルーターコイズが良いとされていますが、そんなルックスでも実はターコイズの色味が薄かったり、タイトゆえに母岩が脆く硬さが心配なものもあるので、この2つのリングのようにターコイズの質も良いものがおススメです。

ランダーブルーターコイズは有名な石ゆえに中国産のターコイズをそれと偽って販売する業者もいます。そんな業者から買い偽物と知らず本物と信じて売ってしまうお店も残念ながら存在しますので、ターコイズが気になった場合は、信頼できる店舗から買うことをおすすめします。

アリゾナ州産のビズビ―ターコイズ×20KYGのリングです。前回の銀座本店でもビズビ―ターコイズと20KYGのリングが3点だけ販売されましたが、すぐに完売してしまいました。ゴールドに負けないくらいのビズビ―ターコイズはなかなか出逢えません。

ほとんど母岩や不純物で形成されてターコイズの部分がわずかしかないものや、良く見せるためグレードの低い石の色を濃く処理したもの等がほとんどなビズビ―ターコイズですが、私がターコイズに惹かれたきっかけの石なので思い入れがあります。

光に当てるとこのように力強い青が浮き出てきます。艶も高さもあり、このリングたまりません。

ビズビ―ターコイズの良い部分だけを残したもの。アシンメトリーな形を小寺さんがどうジュエリーに用いるのかわくわくします。まわりの白っぽい部分は水晶で、グレードの高いビズビ―ターコイズに見られることが多い特徴です。あまりに完璧な青さを持つビズビ―は疑った方が良いと言われており、この写真のようなクラシックな見た目のビズビ―ターコイズが理想ですが、近年はほとんど見なくなりました。

ネバダ州産ナンバーエイトターコイズ×18KWGのリングです。1958年頃には閉山されているターコイズで、良い石は上品な薄い青が変色しにくいことが特徴です。

ナンバーエイトターコイズは青が薄く表面に張り付いているように見えるものもあり、純粋に美しいターコイズです。普通薄い色味のターコイズは硬度が低くて気泡に入った油や汗などで変色しやすいものですが、こちらはそうなりにくいです。ですがヴィンテージのバングルなどに用いられたナンバーエイトターコイズの一部分がわずかにグリーンに変色しているようなものも趣があっていいです。

ホワイトゴールドの色味が石の美しさを際立たせていますね。
ターコイズの色は濃い青から薄いグリーン系まで幅広いバリエーションが存在します。沢山の選択肢の中から価格や名前に左右されずご自身の琴線に触れるターコイズが入手すべき石だと思います。そのお手伝いができるこのイベントがバーニーズ ニューヨークで10年以上続いていることを、私は心からお客様と当社スタッフ、そして小寺さんに感謝しています。

集合写真はこちら。実物の良さが反映しきれないのがターコイズの写真。はやく実物が見たいです。

アイランドリングになる前のローンマウンテンターコイズのナゲット(塊)。アイランドリングを所有するお客様はこの形状を愛しており、気がつくと指や手のひらでターコイズを撫でているというお話をよく伺います。私もそんなひとりです。

ローンマウンテンターコイズ×PT950のリング。

ハンサムという表現がぴったりなターコイズの形状です。表現が難しいですがやんちゃな形が多いアイランドリングのなかで、すっきりと整ったバランスはプラチナの質感ともバッチリです。

最後に制作途中のリングをご紹介。なんと2キャラットのダイヤモンドがセットされたリング。ダイヤモンドはほんのわずかにイエローが入ったIF(インターナリーフローレス)。質だけでなくデザインも素晴らしいの一言です。
以上、一例のご紹介でした。
もちろん、ターコイズがセットされたシルバーリングをはじめ、著名作家や故人作家が制作した素晴らしいインディアンジュエリーも多数ご用意いたします。
『ターコイズとインディアンジュエリーは出逢った時が最安値』
この年末の特別な機会に、本物が持つオーラを感じていただけたら幸いです。
POP UP STORE:
SKYSTONE TRADING
11/19 SAT. _ 11/23 WED. 神戸店B1
11/25 FRI. _ 11/27 SUN. 福岡店B1
12/3 SAT. _ 12/6 TUE. 六本木店2F
12/8 THUR. _ 12/11 SUN. 横浜店5F