The Barneys Team

2024/09/20

POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in GINZA!

みなさま、こんにちは。「インディアンジュエリーとターコイズは出逢った時が最安値」が座右の銘、中野です。

まだ日中は残暑が続いていますが、夕方などは風が出て少し過ごしやすくなってきました。この週末からさらに気温が下がり過ごしやすくなるようです。バーニーズ ニューヨーク各店では新作アイテムが豊富に揃っていますので、ぜひ店頭で秋冬シーズンのスタイリングをお探しください。

バーニーズ ニューヨーク入社29年目の私が、毎回胸をときめかせて足繁く通うスペシャルなイベントをご紹介します。9月27日(金)から10月6日(日)まで、銀座本店B1にて、軽井沢にある世界的に著名なインディアンジュエリーとターコイズの名店「スカイストーン・トレーディング」の期間限定ストアが登場します。期間中は同店の代表で<ヤストモ コデラ>と<スカイ ブルー ホーク>デザイナーの小寺康友さんが来店、自らがお客様に合うジュエリーをご紹介します。銀座本店では年に2回開催しますが、今年2月以来久しぶりの開催です。

今回は特に創業25周年を迎える「スカイストーン・トレーディング」の小寺さんと、10月に開店20周年を迎える銀座本店のタッグとなり、気合いが入ったイベントになります。お互いの周年を祝うため、また日頃ご愛顧いただいているお客様へ特別なジュエリーをご紹介するために、記念のリングを発売します。今回はその目玉のリングを中心に厳選してご紹介します。

目の覚めるような輝きがまぶしい、ネバダ州産ローンマウンテン・ターコイズをセットした<ヤストモ コデラ>の20KYGリング。すべて25周年記念リングとなります。小寺さんならではのターコイズのセットが美しい台座に、フランスを代表する宝飾ブランドにてマイスターの称号を得た日本人のジュエラーによるエングレービングが施されています。このターコイズは実際に見ていただくと驚くくらい青く美しいです。ハイキャラットのゴールドを贅沢に用いたリングは生涯愛せるリングになると思います。

大きさも輝きも十分です。

ずっと見ていたくなります。

今回の記念リングは、小寺さんが今まで販売せずに自身で金庫に入れて大切にコレクションしていた、とっておきのターコイズをセットしたリングになります。
ファーストコレクションとしても、コレクターの集大成としてもおすすめできる素晴らしいターコイズばかりです。一部が小寺さんのインスタグラムにアップされてからは、私のようなスカイストーンラバー(通称:コデラ―)仲間や、ターコイズ好きな世界中のマニアの間で話題になっています。

左からローンマウンテン・ターコイズ、アリゾナ州産のビズビーターコイズ、ネバダ州産のランダーブルー・ターコイズの20KYGのリング。すべて25周年記念モデル。

実物の良さを写真で示すのが難しいのですが、透明度があるターコイズに私が理想とするマトリックス(母岩が混じったことでできる模様)が形成されていてうっとりします。

台座の美しさが相乗効果となって、ターコイズをより引き立てています。

彫金される前のランダ―ブルー・ターコイズ。理想的なスパイダーウェブ(模様)で何より大きさが素晴らしいです。

有名なサンダーバードショップを経営していた故フランク・パタニアがコレクションしていたネバダ州産ナンバーエイト・ターコイズのリング。

“ターコイズの女王”という愛称に相応しい表情のリングです。写真でうまく表現できないのがもどかしいですが、ぜひ実物をご覧ください。

25周年リングが集合写真。世界中で複数の店舗を回っても、ここまのクオリティがまとめて見られることはほぼないと思います。それくらい特別なコレクションになります。

これらは「もう手に入らないから、本当は売りたくないけどね」とオーナーの小寺さんが言うくらいの素晴らしいものです。アメリカの著名コレクターや、70年代当時の最盛期に鉱山主だった一族の金庫室に行き、何年も交渉を重ねてやっと手に入れた秘蔵のターコイズ。その秘蔵のターコイズを小寺さん自ら、自分の金庫を開いて、今回銀座本店のために用意していただきました。興奮して震えます。
実はまだ紹介できない、限られた方向けのスペシャルリングも1点だけ存在します。そちらは店頭にて展示しますので、お楽しみに。

そのほかにもトピックスが色々あります。

私がインディアンジュエリーにのめり込むきっかけになったアーティスト、故フレッド・ペシュラカイのバングル。裏側に「F.P.」のホールマークが付くのはもちろんですが、こちらは氏の作品集に掲載されていた“ブックピース”になるため、更に価値があります。質の高いネバダ州産のバーナム・ターコイズがセットされていて造形美に見とれてしまいます。小寺さん、やりましたね!

そのフレッドが教えた生徒ですが、インディアンジュエリーアーティストの中でも歴代最高峰の作家のひとり、故ケネス・ビゲイのボロタイ。私も大好きなアイテムですが、この作品は凄いの一言です。ボロタイはシャツに合わせても良いですが、大振りのネックレスのような感覚で、プルオーバーのパーカーやニットに合わせても良いです。自身の名刺代わりになるような作品です。

ローンマウンテン・ターコイズをセットした20KYGのバングル。石の大きさやトーンを合わせることが大変で、なかなか制作されないバングルです。まさに早い者勝ちな2本です。

オーラがありますね。

小寺さんの代名詞であるローンマウンテン・ターコイズをセットしたアイランドリングももちろんご用意しています。ターコイズの高騰だけでなく金の価格上昇もあるので、ますます「出逢った時が最安値」です。

ベゼル部分だけにゴールドを使ったシルバーのアイランドリングもございます。

こんなきれいなネバダ州産インディアンマウンテン・ターコイズのリングも。

日本産赤珊瑚を使用したシリーズも。赤くて大きいです。赤珊瑚を枝から削り出してジュエリーにしているので、これだけ立派な赤珊瑚のジュエリーが生み出されるのですね。

<ヤストモ コデラ>がどうしても1点物で地金も重くターコイズが大きく高価なため、インディアンジュエリーアーティストにターコイズを渡して制作されたリングやヴィンテージのリングも数万円からご用意しており、男性だけでなく女性のお客様にも毎回好評いただいています。そして、私の最近気になって注目している新しい鉱山はネバダ州産サンダーバード・ターコイズなのですが、今回は数点そのサンダーバード・ターコイズのリングを用意いただきました。

この人差し指のリングがそうです。

こちらは小指にしていますが、マトリックスの入り方も上品で、どこかやさしい雰囲気で惹かれます。いいなあ。

私が愛用しているバングルや、これから何をオーダーしようか悩んでいるターコイズもサンダーバード・ターコイズです。右のターコイズは小寺さんのコレクションで、左とバングルは私のコレクションです。同じ鉱脈でもキャラクターがあって面白いですね。名前が同じターコイズでも、その質や出自により値段は大きく違います。たとえ安く手に入れても見た目が乏しく嬉しくないジュエリーを買うのではなく、信頼できるストアを見つけて良いターコイズに出逢っていただきたいと強く願っています。悩んだ方はぜひ期間中に銀座本店にお越しください。ベストな店の筆頭は間違いなく「スカイストーン・トレーディング」ですから、自信を持っておすすめします。

作業中の小寺さん。本当に仕事人間で、いつも制作しています。たまの休みはマグロ釣りに行きリフレッシュをしているようです。

「スカイスト―ン・トレーディング」の番頭、マネージャーのTOSHIさん。作品リストや写真をお願いしたり、小寺さんが当社のショーなどで出張する際に軽井沢を守っていただいています。

小寺さんの著書「完全版 ターコイズ・ブック」と<スカイ ブルー ホーク>。現在この本はプレミア価格になってオークションに出ているのをたまに見かけます。興味がある方はぜひ店頭に見本があるのでご覧ください。

最後にスタイルサンプルとして、スカイストーンラバーの有名なおふたり、M先生とNさんとの記念写真を再掲します。いつ見ても見事なスタッキングです。お買上げの記念やご来店の記念でも、お声かけいただければいつでも喜んで撮影しますので、お気に入りのコーディネートでお越しください。

銀座本店でお待ちしています。

POP UP STORE: SKYSTONE TRADING

9/27 FRI. – 10/6 SUN. 銀座本店B1