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2023/04/03

POP UP STORE: SKYSTONE TRADING in FUKUOKA, KOBE, ROPPONGI & YOKOHAMA!

みなさまこんにちは。「ターコイズとインディアンジュエリーは出逢った時が最安値」が座右の銘、中野です。


3月にリニューアルしたコーポレートサイトはもうご覧いただけましたでしょうか。見やすいサイトを目指したのでバーニーズ ニューヨーク創業100周年のXOアイテムやストアで開催中のイベント情報など、チェックしていただけると幸いです。



開催するたびに新たな出逢いや発見があり刺激を受けるイベント、4月、5月に計4店舗で開催されるターコイズ&インディアンジュエリーの名店「スカイストーン・トレーディング」の期間限定ストアをご紹介します。



会期は4月が47日(金)から410日(月)まで福岡店、412日(水)から416日(日)まで神戸店、5月は512日(金)から515日(月)まで六本木店、517日(水)から521日(日)まで横浜店と2カ月にまたがり各店を巡回します。



期間中は「スカイストーン・トレーディング」の代表であり、自身の名を冠したシグネチャーブランドの<ヤストモ コデラ>と<スカイ ブルー ホーク>のデザイナー 小寺康友氏が来店。グレードの高いターコイズがセットされたリングやインディアンジュエリーの逸品をご用意して、お客様に自らご紹介します。



本題の前に最近私が痺れたインディアンジュエリーの画像を2枚ご覧ください。



「スカイストーン・トレーディング」の素晴らしいネバダ州産バーナムターコイズがセットされたヴィンテージバングル。上の2本は私が憧れて大好きなF.P.(フレッド ペシュラカイ)のバングル。インディアンジュエリーの歴史の中心にいるシルバースミス(銀職人)です。一番上のスクエア型のターコイズが沢山セットされている細いバングルは、小寺さんが若かりし頃に最初に手に入れたハイグレードのターコイズバングル。しかもF.P.というスペシャルな1本です。軽井沢のお店に伺うたびに見せていただくのですが、いつ見てもオーラを感じます。



目が覚めるような素晴らしいネバダ州産ランダーブルーターコイズのリング。こちらはホピ族のレジェンドアーティスト、チャールズ・ロロマの作品です。タイトなウェブで硬さを感じさせる艶があります。ランダーブルーでここまで美しく輝くリングはほとんど見れません。「スカイストーン・トレーディング」だからこその逸品だと思います。



各店ではこのように目が覚めるような素晴らしいターコイズをご用意していますので、ご期待ください。



今回のブログでは小寺さんが先日商談と仕入れのためにアメリカ出張に行かれた際の写真と共に、普段目にすることがないその素晴らしいターコイズジュエリーを生み出す裏側を「スカイストーン・トレーディング」マネージャーのトシさんからいただいた写真で少しご紹介します。



「絶対に売らない!」と書かれた紙が紙が書かれたローンマウンテンターコイズの原石。もっとも良いローンマウンテンが採掘されたとされる1969年~1971年頃の最高クラスのターコイズが詰まったジャーです。この絶対に売ってくれないターコイズの中から今回は2日間かけて3代目オーナーとの交渉を重ねて、なんとか数粒買付ることに成功しました。



前回の渡米時は残念ながら買付ることができず、1粒もこのジャーの中の原石を買えなかったため、交渉がまとまり満面の笑みの小寺さん。ここは通常入ることが許されない店の奥にある特別な部屋です。



交渉がまとまり、今回はわずかながらジャーの中から好きな原石を選べるため、興奮の中小寺さんにより原石の選定がはじまります。



通常の仕入れルートとしてはカボションやルースと言われるつるんと大きさや形が整えられたターコイズをディーラーから買付けます。しかし小寺さんは金庫に眠らせた「絶対に売らないターコイズ」を長年の関係性と交渉により買付るのです。驚く値段なのでよほどの経験がないと買えませんし、小寺さんのように審美眼を持ちさらに自ら硬度の高いターコイズを研磨する技術がないと、ジュエリーには使えません。ターコイズ好きを公言する私も切ったり研磨されたものでないと、良し悪しの判断がまずつきません。



実際<ヤストモ コデラ>のジュエリーを思い浮かべながら小寺さんは限られたチャンスで最良の選択をしています。



今回はなんと少しだけ研磨も許可されました。本当に信頼されていないと絶対にさせてもらえないはずです。小寺さんは普段から原石の研磨もご自身でされているためこの作業ができるのです。選定にも力が入ります。



通常は原石を水で濡らして白い膜の中で輝くターコイズのポテンシャルを見ることは認められませんが、今回はそちらも許可されました。研磨したらとんでもなく輝くターコイズになりそうでわくわくします。



来店された方には「スカイストーン・トレーディング」=小寺さんから買うローンマウンテンターコイズは特別ですとお伝えしていますが、こんな形で長年の関係性から入手した特別なものだということをご理解いただけたら幸いです。



著名なターコイズコレクターの方との商談時のテーブル。本業ではなく別の事業で財をなしてターコイズのコレクターになられた方とのことで、その方のご自宅のこのテーブル上だけでも興奮するコレクションです。



特にランダーブルーターコイズに強い思い入れがある方で、既に閉山されたその鉱山の権利を買ったほどだそうです。小寺さんの覗いている棚、私も見たいです。今回も素敵な交渉が成立したようなので<ヤストモ コデラ>のジュエリーとしてお目見えする日が楽しみです。



ここからは小寺さんのハードな出張の合間での素敵なスナップをご紹介します。



中央の小柄な女性はエヴェリ・サバティさん。アルジェリア出身でモロッコ育ち、フランスに留学した後1968年にアメリカに渡ります。その後先ほどご紹介したリングの作者、巨匠チャールズ・ロロマのスタジオに加わります。昨年彼女の作品集が発売されて私もしばらく毎日眺めていたのですが、彼女の作風が師匠であるロロマに与えた影響も大きかったようです。ロロマの弟子といえば、彼の姪であるソンワイが有名ですが、もう一人の愛弟子と呼べる存在がエヴェリさんです。限られた時間で伝説の人物に出逢える小寺さんはやっぱり持っていますね。



サンタフェの老舗ギャラリーの5代目当主ご夫妻と先代との写真。このギャラリーは日本の著名ブランドとも関わりが深い有名店です。小寺さんは先代からの長い関係性があり、人格者である先代からかけられた小寺さんへの信頼の言葉を今も大切にされているそうです。このいい話は私ではなく、実際にイベント時に小寺さんにお尋ねください。5代目もナイスガイでとてもカッコいいです。



小寺さんの兄貴分のような有名ギャラリーのオーナーとの2ショット。仲良しな2人のウェストには素晴らしいネバダ州産ナンバーエイトターコイズとコーラルのバックルが光っています。変身できそうですね。



著名な方のファンや愛用者も増えてきており、小寺康友さんの名前を目にすることが増えてきました。多忙な合間を縫って各店にいらっしゃる小寺さんに知られていない話が聞けるこの機会に、ターコイズやジュエリーとの素晴らしい出逢いがあることを願っています。



POP UP STORE:
SKYSTONE TRADING



4/7 FRI. - 4/10 MON. 福岡店B1
4/12 WED. - 4/16 SUN. 神戸店B1
5/12 FRI. - 5/15 MON. 六本木店2F
5/17 WED. - 5/21 SUN. 横浜店5F