The Barneys Team

2023/02/28

INTERNATIONAL WOMEN’S DAY 2023: がんばる自分を慈しみ、明日へと向かう力にしよう


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3月8日は国連が定めたINTERNATIONAL WOMEN’S DAY(国際女性デー、以下IWD)。性差による差別のない、より暮らしやすい社会の実現を目指すバーニーズ ニューヨークは、IWDに際して“#EmbraceEquity(公平を受け入れる)“をスローガンに掲げ、ファッションやデザインのアプローチから女性たちにエールを送ります。バーニーズ ニューヨークならではのポジティブなメッセージをご紹介いたします。


 


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IWDの起源はいまからおよそ120年前、1904年3月8日にニューヨークで起きた婦人参政権を求めるデモに端を発します。このデモをきっかけに「女性の自由と平等のために戦う記念日」が提唱され、後に「多くの女性たちが歩んできた道のりを祝福しその勇気を称える」としてIWDが制定されたのです。IWDには、さまざまなジャンルで活躍する女性たちをサポートすることで暮らしやすい社会の実現を願うという意義がありますが、その根底には女性をサポートすることで老若男女全ての人が平等で同等の権利をもち、誰もが暮らしやすい社会の実現を目指すという理念があるのです。IWDが描く、多様で公平で包括的な社会のありかたに共感するバーニーズ ニューヨークは、ファッションを通じてこの機運を後押ししています。


 


2023年、IWDが世界に向けて発信するメッセージが“#EmbraceEquity(公平を受け入れる)”です。Embraceは「抱擁する、抱き締める」、Equityは「公平」という意味ですが、それでは“#EmbraceEquity”とはどのようなことを意味するのでしょう?今年のプロジェクトは、“#EmbraceEquity”を考えることからスタートしました。


 


Equity(公平)と似た言葉にEquality(平等)があります。一見、同義語に思えますが、公平と平等はまったく別のもの。Equityが「何かを判断したり物事を進めたりするとき、個々の性質や特徴、能力などの差をふまえて、考え方や方向性に偏りが生じないように調整することを指す」に対し、Equalityは「人々の性質や特徴、能力などが異なったとしても、すべての人に均等な条件を与える」ことをいいます。2つの言葉の違いを探り、さまざまな考え方をリサーチするなかで、プロジェクトメンバーは「Equityはゴールに至る手段・道のりであり、Equalityがゴール・目標なのではないか」と思い至ります。


 


「さまざまな隔たりをなくすために続ける努力や活動、そこにある人を思いやる気持ち。そのような公平を受け入れるプロセスの先に、真の平等というゴールがあります。今回のスローガン“#EmbraceEquity”では、このような思いをお届けしたいと思いました」(プロジェクトメンバー)


 


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その思いを端的に伝えるのが、IWDが提案するキャンペーン用のポーズと、バーニーズ ニューヨークによるオリジナルメッセージ、“Love Yourself and then #Embrace Equity(まずは自分を愛する。それからみんなで公平な社会に向けて歩み出しませんか?)”。“Love Yourself”はバーニーズ ニューヨークがアポセカリーのイベントに際して度々用いているキャッチフレーズです。


 


「IWDでは毎年、異なるテーマとそのテーマに付随したポーズを提案しています。昨年も世界中の人々が共通のポーズをとり、テーマへの支持と連帯を全世界に向けて示しました。今年のポーズは自分を抱きしめるセルフハグですが、このポーズは“#EmbraceEquity”よりもむしろ、“Love Myself”を思わせるように感じたことから、今年は私たちオリジナルのメッセージとして“Love Yourself and then #Embrace Equity”を発信することにしたのです。『公平の先に平等というゴールがある』というメッセージを踏まえ、平等というゴールを目指すプロセスでバーニーズ ニューヨークが担う役割を考えました。『一生懸命走る人にもお肌にも、水分補給は常に必要でしょ?』――ゴールを目指す長い道のりの中で、私たちは “#EmbraceEquiy”に共感する人々にとって、給水所のような存在でいたいと思っています」(同)


 


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このメッセージはウィンドウほか、キャンペーンのグラフィックに視覚的に取り入れられています。たとえば、ウィンドウの中央に掲げられたメッセージ。そこには「VISIT BARNEYS | SEE BEAUTIFUL THINGS | TRY CASHMERE | TAKE A LONG BATH | SLEEP TIGHT」と、自分を労る言葉が並んでいます。それらを締めるのは、「LOVE YOURSELF」。それは、バーニーズ ニューヨークからの「長い道半ばで疲れや不安を感じ、途方に暮れた時。そんな時は立ち止まって、一息ついて、惜しみなく自分を慈しみましょう」というメッセージなのです。


 


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期間中はアポセカリーを中心に、スタイリッシュな癒しグッズをフィーチャーし、ディスプレイ、店内、SNSでご紹介します。気持ちが折れそうな時、心に潤いを満たす感性の給水所として“#EmbraceEquity”に貢献していきたいと考えています。


 


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「先の見えないコロナ禍、ウクライナ侵攻、物価の上昇……混沌のままにスタートした2023年。人も社会も疲弊していて、重苦しい空気感からはBLMのような熱量を感じることもできず、『未来に抱いた希望に向かってまっすぐに進める人は果たしてどれほどいるのだろう』、そんな疑問を抱いていました。そんな中でスタートしたIWDのプロジェクトでは、“#EmbraceEquity”という捉えがたいテーマをどう表現すればいいのか悩んだものです。“LOVE YOURSELF”、それは肩の力を抜いて美しいものや素敵なものに触れ、自分を労ることを明日への力に変えていくこと。心と体が回復すれば、再び家族や仲間と手を取り合い、より良い社会をつくるための旅を続けられるようになるはずです。今年のバーニーズ ニューヨークは、ファッションやデザインの力が社会にもたらすそんなパワーを、シンプルに表現してみました」(同)


 


ポジティブな変化を目指すなかで、困難や葛藤に直面した時。ささくれだった心を癒し、背中をそっと押してくれるモノ・人・コト。今年のIWDでは、がんばる自分を慈しんであげるひとときをみなさまにお届けいたします。