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年末年始営業時間についてのお知らせ

新宿店:12/21(土)~12/29(日)・1/2(木)~1/4(土)は20:30まで営業。
横浜店:12/26(木)・12/28(土)は20:30まで営業。
銀座店:12/21(土)~12/30(月)・1/2(木)~1/4(土)は20:30まで営業。

*12/31(火)は全店通常営業(11:00~20:00)。
*新年1/1(水・祝)は全店休業。
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INTRODUCING:
ROPPONGI STORE DESIGN

シンプル&クリーンな新しいバーニーズ ニューヨークにようこそ―9月16日(金)、"BETTER THAN EVER"をテーマにした国内6号店となるバーニーズ ニューヨーク六本木店が誕生しました。1F・2Fの2フロア=約1,900平方メートル(約575坪)は、ニューヨークのダウンタウン店を手がけた米国ストアデザインチームの監修によるデザイン。日本のバーニーズ ニューヨークのストアデザインを統括するクリエイティブディレクターの谷口勝彦が、最新のストアデザインを解説します。

"バーニーズエア"というスペシャリティストアのテイストを凝縮して見せることができる新しさ

デザイナーブランドを中心とした旬の商品が美しくフォーカスされるように、白・グレー・クロームのモノトーン基調で構成される店内は、まさにシンプル&クリーン。バーニーズ ニューヨーク六本木店は、今年2月にニューヨーク チェルシー地区にオープンした新たな旗艦店のデザインコンセプトを忠実に踏襲。フロア・棚・什器にまで使われる贅沢な大理石や、上下2フロアを結ぶ美しい弧を描くオブジェのような大理石の階段まで、統一したデザインに基き構成されています。
内装の中で特にこだわったのが、1Fと2Fの一部に使用されている床材。米国の主要なモニュメントに使用されている石材の産地である米国バーモント州ダンビィの掘削所まで足を運びました。山奥の坑道のさらに奥に大理石の精製と研磨所があり、そこでチェックした石材を日本に搬入。25×100センチメートルという細長い形にカットし、フロアに敷き詰めています。

さらに、店内に入ると高さ9メートルの吹抜けの大空間が広がり、数種類の高級な大理石と相まって、国内ではコンパクトな広さながら、バーニーズ ニューヨークが醸し出す独特なテイスト、バーニーズエアを濃密に感じていただけるはずです。

日本上陸から26年目。デザインの変遷を語る

1990年11月にバーニーズ ニューヨーク日本1号店となる新宿店がオープンしてから今年で26年を迎えますが、バーニーズ ニューヨークのインテリアデザインは大きく3期に分けられます。
まず最初の10年間は、名建築家のピーター・マリノ氏が、家具やラグをはじめ、カーペットの柄の意匠まで決定権を持ち、ストアデザインを統率。日本でも新宿店や横浜店など、ピーターらしさが色濃く出たインテリアは当時大きな話題となりました。
第2期となる2000年代は、ピーター・マリノ氏の事務所出身である建築家のジェフリー・ハッチソン氏がインテリアを担当、その代表が銀座本店です。当時のウィンドウ・ドレッサーであるサイモン・ドゥーナン氏(現バーニーズ ニューヨーク クリエイティブ・アンバサダー・アット・ラージ)に加え、私のカラーもプラス。強い色をぶつけていく独特のインテリアは、米国側もとても気に入り、銀座本店のデザインをベースに、米国内で7店舗が作られました。アーティストのジョン=ポール・フィリピ氏のミューラルアートが象徴するスタイルは、日本でも神戸店・福岡店と続きます。
そして、2010年代が第3期。2010年に米国で現CEOのマーク・リー氏が就任。彼のもとで新しいデザインマニュアルが作成され、店舗環境のレギュレーションが決定。2012年から3年間かけニューヨーク マディソン店のリモデルが終了し、さらに今春、チェルシーに旗艦店がオープンしました。今回の六本木店は、世界で最も新しいバーニーズ ニューヨークデザインへのトライの結晶です。

白・グレー・クロームのモノトーンを中心として、「シンプル&クリーン」に大きく舵を切った新たなイメージは、まさに"BETTER THAN EVER(未だかつてない)"なもの。スペシャリティストアとして大人が落ち着ける雰囲気で、新しいスタイルとの出会いの期待感が高まる店内をぜひご体感ください。

アーティストと創りあげる新しいバーニーズ ニューヨークのスタイル

徹底してシンプル&クリーンなインテリアに、オーガニックなインパクトを―ドローンで撮影できるほどの天井高がある吹抜けを見上げると、堂々とした存在感をアピールするシンボリックな作品があります。これは、フラワーアーティストの東信氏の代表作である『式』。フレームの大きさは2.3メートル角、重さは200キログラム。天井内の構造を補強し、吊り込みには12時間かかりました。
『式』は、根ごとむき出しにした松を四角という規則に当てはめ、その美を際立たせるという実験的作品シリーズで、彼の不朽の名作です。そのむき出しの有機的な植物を、あえて無機質な空間に据えることで、単なるシンプル&クリーンに終わらないパンキッシュな精神性をプラスしたいと考えました。

オープニングイベントにも東氏が手がけるオートクチュールのフラワーショップ「ジャルダン デ フルール カプセル」の期間限定ストアを展開。花の価値を最大限に引き出し、アートピースレベルまで昇華させたフラワーアレンジメントの数々が、天井から吊された『式』とともに、インスタレーション性を高めます。

美しく変化するカーペットが敷き詰められた2Fへ

銀座本店の1Fと同じ天井高を持つ2Fは、階段を上がったエリアの大理石から奥に進むと、踏むことで美しく変化するカーペットを敷き詰めています。1Fのシューズ・ジュエリーのエリアでもこのカーペットはご覧いただけます。

その2F奥には、最高品質のコーヒーを求めて世界中を旅するコーヒーハンター川島良彰氏の手がける「ミカフェート」がプロデュースする常設のカフェスペース「バーニーズ カフェ バイ ミカフェート プレミア」を展開。コーヒーやアルコール、軽食などに加え、バーニーズ ニューヨークオリジナルブレンドのコーヒー豆"ブラック タイ"も販売します。
カフェは小スペースながら、壁にはコーヒー豆をジュエリーに見立てたアートワークも飾られ、ショッピングの合間のほっとしたひとときを演出します。

これまでのバーニーズ ニューヨークからさらに一歩進んだ"ファッション性とラグジュアリー感"を全面に出した"未だかつて出会ったことのない"六本木店。最新のインテリアに包まれて、特別なショッピング体験をご堪能ください。

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STAFF'S PROFILE

クリエイティブディレクター

谷口勝彦

1990年バーニーズ ジャパン入社。米国バーニーズ ニューヨークにてサイモン・ドゥーナン(現クリエイティブ・アンバサダー・アット・ラージ)に師事。現在は、日本のバーニーズ ニューヨークのウィンドウからフロアディスプレイ全般、店舗デザイン、広告ヴィジュアルなどのストアイメージに関わるすべてを統轄している。